アニメ感想
脚本（岡田麿里）、絵コンテ・演出（長井龍雪）、作画監督（田中将賀）
原作 竹宮ゆゆこ
イラスト ヤス
出版社 メディアワークス
監督 長井龍雪
シリーズ構成 岡田麿里
キャラクターデザイン 田中将賀
アニメーション制作 J.C.STAFF
というわけで、原作・竹宮ゆゆこの「とらドラ！」がついにアニメ化。
自分はこの作者さんの前の作品「わたしたちの田村くん」は読んだけども、こっちはまだだったりする。
でアニメの方は、なんと言うか・・「灼眼のシャナ」「ゼロの使い魔」に続く「ＪＣ釘宮ツンデレシリーズ第３弾」みたいな感じで、正直、ツンデレ釘宮はもういいよ、などと思っていたわけなのだけど、蓋を開けてみると、ぶっきら棒系ツンデレという風情になっていて、また違う雰囲気の演技が見れて、結構悪くはなかった。
作品の雰囲気も、「ハチミツとクローバー」やっていた監督さんだけあってか、モノローグ主体の情感ある画面作りがこの原作者さんの少女漫画的な叙情感溢れる作風とマッチしていて、かなり良い感じであった。
あと、うねうねっと動く表情や仕草がよく描かれた作画も良い感じで、面白かったなあ。
ってなわけで、なかなか良い出だしであったので、期待したいところ。。原作もコレを機会に読んでみるかなあ。
◆とらドラ！ 第２話「竜児と大河」５
脚本（岡田麿里）、絵コンテ・演出（カサヰケンイチ）、作画監督（宮川智恵子 下谷智之）
というわけで今回は、竜児と大河は恋の共同戦線を張るって話。
第１話と同じく、相変わらず雰囲気が抜群に良いな。
二人の恋の共同戦線から、周囲の勘違いによる北村と櫛枝の誤解、そして大河の告白と失恋を経ての・・タイトル通りの「虎と龍（とらドラ！）」の関係に至るまでの展開が、情感たっぷりにテンポ良く描かれていて、全体的に非常に綺麗なバランスで決まっていた。
ＥＤへの入り方も爽やかな印象を与えていて、これも実に良かった。
で、「なんだか最終回っぽい」雰囲気なのは、どうやら原作ではココまでが第１巻の終わりまでのためだったようである。
なにはともあれ、こっからがまだまだ本番であろうし、続きをさらに楽しみにしたいところ。
