感想

ドキドキ!プリキュア
http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/
ついに10年目に突入したプリキュアシリーズ最新作、「ドキドキ!プリキュア
2話目まで終了したが、なかなか良い感じである。
初期で描くべきとこはきっちりポイントを押さえて描いており、かなり丁寧な印象。
流石は、山口亮太の脚本というところか。
特に、プリキュアに「幸福な王子」ネタを持ち込んできた辺りは非常にセンスを感じた。
それにしても、「幸福な王子」といえば究極の自己犠牲がテーマでもあり、そのオチがちょっと悲劇的なところもあって、その辺どんな風に落とすのか気になるところである。
あと、前作のスマイルプリキュアでは、良くも悪くも安定した5人の関係だけを描く「キャッキャウフフ」な世界だったわけだが、今回はソリッドな仲間関係だけでない、ちょっと揺らぎのある内外の関係性を描いてくれると良いな、と思う。
スマイルは個々の話の出来は良かったが、どうにも全体的な話の躍動感みたいのには欠けたところがあり、その辺ちょっと不満だったりもしたので。、