アニメ感想

ロミオ×ジュリエット -1- [DVD]

◆ロミオ×ジュリエット　第５幕「疾風（かぜ）〜燃ゆる覚悟〜」４
脚本（高橋ナツコ）、絵コンテ・演出（角田一樹）、作画監督（西田亜沙子）

というわけで今回は、赤い風を捕らえるために町に戒厳令が敷かれるって話。
ロミオへの初めての恋心に浮かれるジュリエットに待ち受ける苛酷なる運命。
相変わらず、オーソドックスかつテクニカルに展開をするわけではあるが、なんつうか辛い流れである。
ジュリエットは女の子なわけであるから、普通に誰かを好きになり恋をしてもいい年頃だというのに、それを運命が許さない。
その苛酷なる運命というものをかっちり作劇で盛り上げて、ジュリエットに感情移入させてくれる手腕は流石である。
クライマックスのお医者様が赤い風になり登場する辺りの流れなんて、もう白眉であった・・マントのなびかし方とかが素晴らしい。
つうか、藤原啓治さん演じる医者様が格好良過ぎる・・やっぱ死ぬのかなあ、死ぬんだろなあ・・。
で次回は、希望・・つうか、井上和彦さんの声で「誰がために」とか言われると００９思い出しちゃうな（笑）