アニメ感想

<ANIMEX Special Selection>(10)ゲゲゲの鬼太郎 オリジナルサウンドトラック

(10)ゲゲゲの鬼太郎 オリジナルサウンドトラック

◆ゲゲゲの鬼太郎 第3話「妖しき旋律!夜叉」3
脚本(長谷川圭一)、絵コンテ・演出(西沢信孝)、作画監督(伊藤智子)

というわけで今回は、天才美人バイオリニストの月野小夜子(折笠富美子)の警護をする鬼太郎達って話。
どうやら、第4期の傑作話でもある「ギターの旋律!夜叉」の続編という立ち位置のようだったのだが、出来としてはやはり普通な感じ。
第4期のあの話は、夜叉の怖さ・暗闇の怖さなどを非常にうまく演出してたイメージがあったせいか、この普通すぎる作りはちょいがっかり。
なんつうか、良くも悪くも凡庸な感じなんだよなあ。
まあ東映らしくもあるが、もうちょっと切れのある話も欲しいところだな。
で次回は、一反もめんが活躍で海座頭が登場。



◆ゲゲゲの鬼太郎 第4話「男!一反もめん」4
脚本(三条陸)、絵コンテ・演出(土田豊)、作画監督(中條久美)

というわけで今回は、一反もめんは綾(雪野五月)という少女に助けられるって話。
うう、ええ話だった・・。
一反もめんと少女・綾との温かい交流話を主軸に、海座頭とのバトルをほどよく絡めたバランスの良い話。
前半の伏線である「急旋回」「乾燥器」「表情」「弟の名前」というギミックもかっちり回収し、オーソドックスながらも綺麗に落とすテクニカルぶりが流石。
なにより、一反もめんと綾とのやり取りぶりが、もう泣かす泣かす・・流石は一反もめん、妖怪一番人気なだけはある(笑)
で、早くも今回から妖怪達の大将・ぬらりひょんが登場。
声優も青野武という大御所だし、今後の活躍に期待したい。
で次回は、呪われた映画・・沼御前が登場。