アニメ感想

怪物王女(1) (シリウスKC)

怪物王女(1) (シリウスKC)

怪物王女 第1話「蘇生王女」55点
脚本(小林靖子)、絵コンテ・演出(迫井政行)、作画監督(小堺能夫、KAUNG BAEK MIN)

というわけで、「月刊少年シリウス」連載中の、光永康則・原作の「怪物王女」がアニメ化。
原作の方は、シリウス連載中に読んでました・・今は、コミック追い。
しかし、シリウスのオリジナル漫画がアニメになるとは感慨だなあ・・もう買ってないんだけども(笑)
ってなわけでスタッフは、シリーズ構成はふでやすかずゆき、キャラクターデザイン・総作画監督は黒田和也、監督は迫井政行、アニメ制作はマッドハウスって感じ。
で今回は、姉の紗和々(皆口裕子)が住み込みで働くために新しい町にやって来たヒロ(大浦冬華)は、姫(川澄綾子)という謎の女性に出会うって話。
原作の方は、藤子不二雄の漫画「怪物くん」をモチーフにスプラッタホラーなノリを加えた、いわば「怪物さん」(笑)
内容としては、スパルタン姫様が大暴れしつつ、結構血がドバドバと出まくる描写が多数あったりするので、アニメではどうなるかと思っていたのだが・・やっぱ、無理だった模様。
原作だと「血の契約」で姫の血を飲むことで半不死身の「血の戦士」になったりするわけだが、アニメだとなんか炎っぽいので契約したりスプラッタ分も控えめだったりと、規制やなんやらで押さえ目になってて、なんだかガックシ。
作画的にもマッドハウス海外組のようで、それほどクオリティも高くなくて普通な感じでもあり、作画的にも期待はできそうにないかも。
でも、キャラデザ自体は「ヴァンドレッド」の黒田和也がやってるようで、原作よりポップで丸っこい可愛い絵柄になっていて、これはいい感じだった。
姫を演じる川澄綾子は個人的にはかなり合ってると思うので、これも良かった・・「ふふん」がええね・・もちろん、フランドルの「ふが」も(笑)
あと、美郷あきが歌うテンポの良いOPも良かったが、何と言ってもALI PROJECTが歌う「跪いて足をお嘗め」をバックに女王様チックな演出で作られたEDの出来はかなり良く、これはえがった。
まあ、原作は結構好きだったりもするので、あまり期待せずにまったり見るかな。
で次回は、透明人間登場。