アニメ感想

ロミオ×ジュリエット 第1幕「ふたり(Deslino)〜出会わなければ〜」70点
脚本(吉田玲子)、絵コンテ・演出(追崎史敏)、演出(高橋正典)、作画監督(原田大基)

というわけで、ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を原案に、GONZOが描くファンタジー風アニメ「ロミオ×ジュリエット
自分は、原作の方は読んだことがなかったり(笑)
でスタッフは、シリーズ構成は吉田玲子、キャラクターデザイン・総作画監督は原田大基、監督は追崎史敏、アニメ制作はGONZO、といったちょっと「カレイドスター」スタッフな構成。
で今回は、一族を殺され男として生活するジュリエット(水沢史絵)は、ある時両親の敵であるモンタギュー(石井康二)の息子・ロミオ(水島大宙)と出会うって話。
ウィリアム・シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」を原案に、GONZOが大胆にアレンジしてのファンタジー風アニメ「ロミオ×ジュリエット
スタッフ構成は、若干「カレイドスター」とかぶっており、絵柄的にも動きの躍動感的にもなんだかちょっとカレイドチック。
今回は1話だけあってか作画的にも良好で、緻密に描かれた背景は広がりもあり、キャラクターもきちっと背景に溶け込んで世界を作っていて、なかなかに重厚感のある画面だった。
CG背景なんかも使ったりしてるわけではあるが、その辺も流石にGONZOは手慣れた感じであり、違和感などもほとんどなかったのは素晴らしかった。
話の導入としても、ロミオとジュリエットの出会いを主軸に背景設定を描いていて、わかりやすい感じだったのも良いね。
ぶっちゃけ、「ロミオとジュリエット」っていうと・・
「おお、ロミオ!、あなたはなぜロミオなの!!」ってセリフと最後の悲劇ぐらいしか知らない無知ぶりだったりするわけで、このGONZO版「ロミオとジュリエット」がどんな感じで盛り上げ落として行くのか、楽しみにしたいところである。
で次回は、約束。
そいや、舞台演出家のウィリアムがシェイクスピアの名前から取ってたり、そのウィリアム役の井上和彦が次回予告をナレーンションしてたりってのは、もしかしてなんらかのギミックとして使う感じなんだろうか?