アニメ感想

神曲奏界ポリフォニカ 第1楽章「プレリュード 紅の精霊」50点
脚本(榊一郎)、絵コンテ(下田正美)、演出(白石道太)、作画監督(阿部邦博、坂田理)、作画監督補(三木俊明)

というわけで、GA文庫で刊行中である「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズが、アニメ化。
どうやら、榊一郎の「赤」ことクリムゾンシリーズが基本で行くようである。
ちなみに、原作の方はそこそこ既読である。
でスタッフは、シリーズ構成は榊一郎、キャラクター原案は神奈月昇、キャラクターデザインは堀内博之、メカデザインは中原れい、監督は下田正美、アニメ制作は銀画屋、といった構成。
で今回は、新米神曲楽士のフォロン(神谷浩史)とコーティカルテ戸松遥)は、祖母の思い出が薄れ行くことを悲しむ少女・ミサキ(成田紗矢香)と出会うって話。
なんていうか・・1話から、作画が微妙・・。
こりゃ、ババ引いたかなあ・・今期も本数多いもんなあ・・。
スタッフロールを見ると、原画・第2原画・動画とほぼグロス投げで大陸製っぽいし、なんだか制作もかなりヤバイ噂もあるし、作画には期待できそうにもない・・キャベツは勘弁して欲しいんですが・・。
─―それはともかく(榊一郎風)、話的には原作準拠でなくてアニメオリジナル展開で行くようであり、出だしとしてはオーソドックスな感じ。
いきなりツゲ神曲派遣事務所の制服も着てるし、自走式可変単身楽団である「ハーメルン」も出てきてるんだもんなあ。
まあ、小説の構成とアニメの構成じゃ「呼吸」が違うので、正しい判断ではあるな。
どうやら、榊一郎だけでなく原作の作家の人達が脚本を書くようでもあり、「アニメ版」としてどんな感じで話を進めていくのかは、期待したいところである。
それにしても、「ハーメルン」のデザインにはびびった。
原作だとネイキッド型のデザインだったのに、なんだかどっかのロボアニメにでも出てきそうな未来派デザインになってるんだもんなあ・・まあ、中原れいデザインっぽくはあるが。
変形機構も派手派手な変形になっていて、アニメ的にビジュアル重視にしてるんだろうけど、流石にやり過ぎな感じが。
それはいいとしても、「見せ場」のはずの神曲演奏シーンが迫力に欠けたのは問題ではあるなあ・・もうちょっとなんとかならなかったのであろうか。
まあOP見ると、黒白青のキャラも出てていて出番もありそうだし、黒のマティアの出番に期待したい、一応・・。
で次回は、精霊がのぞき・・作画はさらに微妙そうである。