アニメ感想

Yes! プリキュア5 第3話「はじけるプリキュアは誰?」4
脚本(山下憲一)、絵コンテ・演出(大塚隆史)、作画監督(飯島秀一)

というわけで今回は、のぞみの後輩・春日野うらら伊瀬茉莉也)が3人目のプリキュアになるって話。
なんか段々と勢いに乗ってきたのか、いい感じになってきたなあ。
のぞみとりんの漫才のような掛け合いといい、うららののぞみへの敬慕といい、キャラにグングン勢いが乗ってきて、キャラ立ちもかなり出てくるようになってきた。
何と言っても、「セーラームーン」のうさぎを原点に、「おジャ魔女どれみ」のどれみさんを経ての東映アホ主人公であるのぞみの天然アホっぷりは素晴らしい。
今回は大塚隆史演出だけあってか演出のテンポもよく、青山原画の表情の豊かさに加えて、バトル方面での動きの良さなんかもあり、作画面もなかなかに良かった。
でも、うららの変身理由はりんと同じ友情系だったので、その辺はもうひとひねり欲しかったかなあ。
とはいえ、りんのは「友情」だけども、うららのはのぞみへのワンコのような「敬慕」や「愛情」っぽくもあり、百合百合っぽさも感じられ、なかなかにグッド・・早く、「お姉様」と言って欲しいところです(笑)
実はさみしんぼキャラとか、おんぷっちのような腹黒芸能人(笑)とかでなく、純粋に「いい子」だったりするとこも、ポイント高かったな・・「はじける」という謎の形容もちゃんとツッコまれてたのもえがったし。
あと、ナイトメアの方も、ギリンマさんも早々に一時休職であり、2番手のガマオ(陶山章央)君が登場。
この辺、敵キャラ方面もダレさせないように工夫をしたり、ガマオ君はバイトでギリンマさんは査定や会議があったりと、「社会の縮図」っぽさもあるところなども敵組織として面白くなかなかに期待できそうである。
で次回は、4人目のプリキュアキュアミント登場。