アニメ感想
- 作者: 和月伸宏
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/09/03
- メディア: コミック
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脚本(大和屋暁)、絵コンテ・演出(榎本明広)、作画監督(岡勇一)
というわけで今回は、カズキと斗貴子は早坂姉弟と対決することになるって話。
原作第4巻の、第29、30、31話で構成された今回。
全編オールバトル展開であり、1話に丸ごとvs早坂姉弟を入れたのはよかったわけではあるが、やはり説明セリフをはさみはさみのバトル展開なためか、漫画とアニメのメディアとしての差異とはいえ、ちともったり感があったのは否めなかったかな。
正直もう一押しの迫力が欲しいところであったが、それぞれのバトル描写自体はまあまあ良く、特に原作でも微妙な「後ろの取り合い」展開を、まるで格闘ゲームのような構図での切り合いながらのバックという流れにしたのはなかなかによかった。
あと、斗貴子さんの月をバックにしてのバルスカでの斬激も非常に格好良くてグッドだった・・つうか、斗貴子さんは月を背にすることが多いよなあ。
やはりカズキを太陽として斗貴子さんはそれに照らされる月という暗喩や、でもって今後への伏線の意味もこめてそういう構図を多く使ってるのかもしれないな。
それと、まひろ達がたむろってたTVの画面に、和月伸宏さんの新作である「エンバーミオン」が映っていたのには笑った。
「和月野ブヒ朗」や「ラストアイキャッチ」といい、こういうファンに嬉しい小さい遊びを入れてくれるあたり、スタッフの原作への愛を感じ、非常に好感度があがってよいよねえ。
そいや、どうやらエンゼル御前の声は、あの新ドラえもんの声である水田わさびのようである・・あってるかあってないかいまいちわからないけど、期待はしたい。
で次回は、あの黒い話をどこまで表現できるか気になるところの、早坂姉弟の過去に迫るって話・・俺の拳固は死ぬほど痛いぜ!