アニメ感想
- 作者: 和月伸宏
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/02
- メディア: コミック
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脚本(下山健人)、絵コンテ・演出(うえだしげる)、作画監督(岡勇一)
というわけで今回は、ついにホムンクルスの創造主である男の正体をつきとめたカズキ達は、決戦を迎えるって話。
原作の第2巻・・第8、9、10、11話で構成された今回。
前半Aパートが蝶野攻爵(真殿光昭)とのドラマ、後半Bパートが鷲尾(伊藤健太郎)とのバトルと、原作をザクザクっと進めているわりにはバランスもよく、テンポよく進む話はなかなかに良かった。
まあそんなわけで、ついにや蝶野攻爵が本格登場。
アニメで見ても、やはり正体ばれのとこはコメディ過ぎてちと行き過ぎなとこは感じたが、若干コメディ色を押さえることで、蝶野攻爵のダークでクレイジーなところはほどよく表現されていた。
「他者」のために戦うことを選んだカズキと、「自己」のために他者を犠牲にすることも厭わない蝶野攻爵は、まったくもって対になる存在なのだなあ。
で、鷲尾とのバトルもほどよく原作再現率も高く、特に空中からのカズキと斗貴子さんの「着地シーン」は音楽の盛り上げもあって格好良くて燃えた・・終わりの引きも上手かったし。
とはいえ、基本的には原作カットからの「トレース」なわけでもあり、もうちょっとアニメでの「+α」なアニメ的厚みが欲しいところではあったかな。
で次回は、VS鷲尾・・これは原作ではタラタラやってあんまり評判もよくなかったし、1話でカッツリやるのはいいかもね。
ラストアイキャッチは・・いつまでもブチ撒けろ!!