アニメ感想

しにがみのバラッド。 第5話「ほたるのひかり。」3
脚本(吉田玲子)、絵コンテ・演出(中島聡)、作画監督(牛島勇二)

というわけで今回は、宮崎エコ(大浦冬華)は、お姉ちゃんの幽霊に会うために小学校に侵入するって話。
今回は、第1話のキャラクターである公太が再登場。
公太が絡んでの、ちょっといい話で落とす辺りはいつもと同じ感じでもあり、それほど語ることはないかなあ。
どうにもテンション低めな内容と、ちょっと「ハートフル」さ加減がどうにもこうにも押し出しが弱く、いまいちやはり盛り上がりに欠ける感じである。
まあ、こういう「ちょっといい話」ってところが原作の持ち味なのかもしれないけども。
で次回は、こころのたび。
次で最終回かな?


夢使い 第一話「夢始め、雨の教室」4(65点)
脚本(小林靖子)、絵コンテ(やまざきかずお)、演出・作画監督(金紀社)、総作画監督島村秀一

現実は夢、夜の夢こそ真実。
というわけで、原作・植芝理一の「夢使い」がついにアニメ化。
自分は、原作はちょっとだけ読んでます。
でスタッフは、シリーズ構成は小林靖子、キャラクターデザインは島村秀一総作画監督小林明美・ふくだのりゆき、監督はやまざきかずお、アニメ制作はマッドハウスって構成。
まあ・・わかりやすくなっちゃって(笑)
原作の方は、神話伝承などのフォークロアを味付けに、ロリペドやフェチシズム&エロチシズムたっぷりな内容に、描き込みまくった緻密な背景やらと、「アフタヌーン」らしい非常に「濃い」漫画だったりするわけだが、アニメの方はそれらをすっぱりスポイルして、非常にわかりやすい「退魔魔女っ子もの」になってて笑った。
まあ、あの内容をアニメにして放送できるわけないもんなあ。
ってな感じで、アニメの方はすっかり薄くライトな作りとはなってしまったわけだが、まあこれはこれで面白くもあり、気軽に「退魔魔女っ子もの」を楽しめそうではある・・原作ファン的には非難囂々になりそうではあるが(笑)
キャラデザ的には原作からの再現率もそこそこでもあり、第1話なのもあるだろうが画面のテンポは悪くなかった感じ。