アニメ感想

◆ワンピース「激突!鬼斬りゾロvs船斬りTボーン」3
脚本(上坂浩彦)、絵コンテ(織本まきこ)、演出(加野森生)、作画監督(久田和也)

というわけで今回は、鬼斬りゾロと船斬りTボーンが決戦って話。
それぞれのバトルの締めとなる今回。
ゾロvsTボーンの対決は、ちょっと派手な作画で良かったかな。
でも、やっぱ原作の一枚絵を使ったドカンと来る作画にはやっぱかなわないのなあ。
で次回は、ロビン争奪戦。


◆牙 第1話「運命の風」4(70点)
脚本(井上敏樹)、絵コンテ(神志那弘志)、演出(長崎健司)、作画監督(吉田大輔)

というわけで、オリジナルアニメーション・・かどうかは情報得てないのでいまいちわからないけど、「牙」がスタート。
スタッフは、シリーズ構成は井上敏樹、メインキャラクターデザインは吉松孝博総作画監督は吉田大輔、監督は神志那弘志、アニメ製作はマッドハウスという構成。
今回は、不良少年であるゼッド(吉野裕行)は、謎の声に呼ばれ異世界の門をくぐことになるって話。
・・なんか、日曜の朝とは思えない激暗なムード漂うアニメだなあ・・。
この裏は、明るく元気な子供向けアニメ「ふたりはプリキュア」なんだけど(笑)・・大丈夫かな?
まあそんな感じで日曜朝というより、深夜の方が向いてそうな雰囲気たっぷりなアニメだったわけだが、なかなかに面白く見れた。
マッドハウスによる質実剛健な演出作画がどこか昔のOVAを思い起こさせ、不良少年であるゼッドが自由を求めて異世界へと旅立つ辺りはどこかジュブナイルな雰囲気でもあり・・何というか、「ダーク異世界ファンタジー」って感じかな?
正直、こういう「ビルドゥングスロマン」的な雰囲気は結構好きでもあり、何らかの「物語」が描かれて行きそうな予感もあり、期待は大である。
今回は、ゼッドとノアという二人の少年とそれを取り巻く状況、そして異世界への旅立ちというのがきちんと描かれ、謎や秘密も色々盛り込まれて、「プロローグ」としてはわかりやすくて今後の物語が気になる感じであった。
今後はゼッドvsノアって感じになりそうだし、なんつうか暗い「天空戦記シュラト」かな?(笑)
しかし、この暗くて鬱々したムードは人を選びそうであり、視聴率とか苦労しそう・・打ち切り時間変更上等?(笑)
まあ、アニメでの井上敏樹は、結構まっとうなもの作ること多いし・・。
とりあえず、次からは異世界での話になるようでもあり、今後に期待である。
で次回は、新しい世界。