アニメ感想

しにがみのバラッド。「あきのまほう。」4
脚本(吉田玲子)、絵コンテ・演出(望月智充)、作画監督(今泉賢一)

というわけで今回は、母を亡くした少女・風間千秋は(佐土原智子)、母の代わりとして頑張るって話。
なんだか、大分この感じにも慣れてきたな。
モモはようするに「バニラエッセンス」であり、「被死者」に対するアフターケア・・カウンセリングをする心優しい親切なしにがみさんであり、バニラエッセンスのように残されたものにちょっとした「後押し」をしてくれるんだな・・ってこれ前にも書いたっけ(笑)
「家庭訪問」っていう言い方が妙だったな。
まあそんな感じで毎回ちょっといい話であり、今回は望月演出に今泉賢一による一人原画もあってか淡々とほのぼのとした日常的なムードも満載で、最後はちょっと心温まる感じが残るのがいい感じになってきた。
まあ流れは見えてきたし、これなら全6話ぐらいでもちょうどいい感じかもな・・あんまりたくさんやると飽きるしね。
で次回は、ほたるのひかり。


エア・ギア 第1話「Trick:1」3(55点)
脚本(小中千昭)、絵コンテ・演出(亀垣一)、作画監督(佐藤雅将)

というわけで、「週刊少年マガジン」で連載中の原作・大暮維人の「エア・ギア」がついにアニメ化。
自分は原作は、ちょっとだけ読んでます。
スタッフは、シリーズ構成・脚本は小中千昭、キャラクターデザイン・総作画監督は佐藤雅将、監督は亀垣一、アニメ制作は東映アニメーション、といった構成。
今回は、 イッキ(鎌苅健太)はエアトレックの世界に入ることになるって話。
原作の方は、お色気にバトルにちょっとヤンキーとオサレが入った、なんつうか「マガジン」的な内容な訳ではあるが、やはりメインは密度ある作画によるエアトレックバトルにあるわけで、アニメがどうなるかは気になるとこではあったのだが・・まあ、「普通」って感じでしょうか。
原画に冨田与四一なんかも入っていて、動きある作画シーンなんかもあったりしたわけではあるが、ちょっとライトすぎる画面のせいかいまいちスピード感には欠け、作りがチープな印象・・っていうか「天上天下」と同じ感じが。
「演出」か「手抜き」かようわからんシーンもあったし・・本格的なバトルになるまで待ってみるかな。
あと、主役の声優方面がどうもヘタレ気味で、チープさを後押ししてる感じがあるな。
まあ、導入としてはわかりやすい内容でもあり、第一話としてはこんなもんかな。
しかし、シリーズ構成・脚本がなぜか小中千昭なんだよな・・クトゥルーネタ出るかな(笑)
で次回は、イッキが新チーム結成。