アニメ感想

BLOOD+ Episode−14「さいごの日曜日」4
脚本(吉田玲子)、絵コンテ(神楽坂時一)、演出(おざわかずひろ)、作画監督(越智信次)

というわけで今回は、沖縄へと帰ってきた小夜達は最後の日曜日を過ごすって話。
うああ、いい話・・すげえいい話。
またもや吉田玲子脚本が炸裂し、演出作画の後押しもあってか、抜群の雰囲気での「帰郷」話として落とし込んでいた。
沖縄での人間関係やらは気になっていたことでもあったんで、2クール始めでのこの「ケジメ」「区切り」でもって、「新たなる旅立ち」としての話は良いアクセントになったな。
いまいち、爽快感やらテンポに欠けるアニメではるのだが、ポイントポイトはいい話があったりはするんだよな。
まあ、この作品の根底に流れるテーマは、「家族」や「日常への回帰」でもあるわけで、その辺のテーマがどうやってラストへ落とすのか気になる一話ではあった。
あと、OPとEDも今回から新しくなり、なんだか「ロードス島戦記」のOPを思わせる、中澤一登演出の新OPは、HYDEの歌をバックに抽象的なカットで畳み掛ける幻想的な出来栄えとなっていて、なかなかにクールな感じ。
EDは、お約束の中島美嘉であるが、「なんとなく沖縄」っぽかった元ちとせのが良かったかな・・まあ、こっちはこっちで歌に合わせたシックな感じで悪くはなかったが。
で次回は、真央と新聞記者のお話。