アニメ感想

BLOOD+ Episode−13「ジャングル・パラダイス」3
脚本(菅正太郎)、絵コンテ(紅優)、演出(浦田保則)、作画監督福島豊明)

というわけで今回は、小夜はファントムとの決戦を迎えるって話。
1クール終了で、これにて第2部ベトナム編が終了・・うわあ、重い、暗い・・爽快感なし・・。
ってな感じで、ファントム達にも逃げられ、ムイも翼手となり、仲間もほぼ全滅と、まるでバッドエンドのような1クール終了であった。
ファントムとのバトル方面はよく動き派手でもありなかなかによくはあったのだが、このずっしりと重くて暗い展開は、多くの視聴者はついていけてないかもしれないなあ。
「軽く明るい」話が多くなる昨今、この「重く暗い」話を6時台にやるのはチャレンジフルだとは思うが、もうちょい引き付ける部分がないと流石にきつそうである。
とりあえず、最後にこの作品のテーマでもある「家族」へと落としてる部分は、若干の光も見えるわけではあるけども。
あと、どうにも流されてる部分が多い気がする小夜も、この事件をきっかけにより明確なモチベーンションができて主体的に動いてくれるかな。
赤い盾vs翼手という構図は面白くはあるのだが、どうも小夜が宙ぶらりんのまま置かれてる感じがあるからねえ。
で次回は、沖縄に帰る小夜って話・・あ、久々の同級生登場だ。


BLOOD+ 「よゐこの『BLOOD+』超話題のアニメに迫る」3

「沖縄編」「ベトナム編」と1クールが終了しての、特別番組による作品紹介。
まあ、中川翔子よゐこのおざなりトーク自体はどーでも良かったんだが、お約束の今までの総集編は、どんな話だったか思い出させてくれて良かった。
どうにも話的にも絵的にも、地味でテンポの悪さを感じるアニメではあるのだが、やっぱネタ的には伝奇テイストも腐女子テイストもあり、そんな悪くないんだよな。
どうやら「ロードムービー」テイストらしく、これからは世界各地で点々と戦って行くらしく、そういうの石の森漫画みたいで好きなんで期待である。