雑記

機動戦士ガンダムSEED DESTINY
種デス・・なかなかに投げっぱなしな最終回でした。
ガンダムっぽいといえば、ガンダムっぽかったわけですが、DVDにエピローグもつくようで、それを視野に入れての最終回だったかもしれないです。
勘弁して欲しいなあ・・。


まあそれはそれとして、最終回はバトルはなかなかにイけてました。
バンクも多かったですが、密度あるMS戦や艦隊戦はやはり種の華ですね。
特に、アークエンジェルvsミネルバは燃えました。
しかし、乗り切れない部分があったのも確か。
やはりキラ達の「大義」や「正義」が見えにくい部分があったからでしょう。
ガンダム作品は、なんだかんだと基本は「勧善懲悪」であり、エゴイスティックなイデオロギーを持ち出しながら、「悪」は概ねありえないぐらい「悪」です。
でも、デュランダル議長の打ち出した「Dプラン」は、今までのキチガイ的な作戦を打ち出すガンダムの敵役に比べると、色々非合法的な手段が裏にはありながらも、表向きには「賛否両論」ある可能性を持ち出した、懐柔案だったと思われます。
しかし、キラ達は自らの限られた情報などから、議長の案を独断と偏見に基づき否定し、それを力押しで破壊する辺り、乗り切れませんでした。
そもそもキラ達は「絶対的正義」として描かれていたわけですが、どうにも根拠に乏しく行動していたために、その辺の「正義」の部分が見えにくかったんですよね。
そういう意味では、「それぞれの正義」と言えなくもないわけですが、どうにもキラ達の方が「正しいっぽい」と描かれてるわりに描ききれなかったが原因かと。


あと、シンちゃんですが、かつてアスランがそうであった、「憎しみ」と「過去」に縛られた存在ってのは面白くはあったのですが、シンちゃんもどうにもそれらの部分を生かしきれず、「単に頭の弱い子」としてしか見えなかったのは、残念な限りです。
まあ、シンもルナも生きていたのは、ほっとしたのではありますが・・。


とりあえず、種デスは種の頃に比べるとあんまり惹かれなかったせいか、感想なんかも中途半端ではあったわけですが、まあ時間があれば徐々に書いていきたいとは思います・・一応、メモ書きはあるんで。