アニメ感想

フルメタル・パニック!TSR Scene03「迷宮と竜」3
脚本(賀東招二)、絵コンテ・演出(北之原孝将)、作画監督(米田光良)

というわけで今回は、分断中国で起こったテロに対応する宗介たちミスリルって話。
オーソドックスな展開だが、世界観なども示しつつの手堅い画面作りで緊張感もあり、なかなかに面白かった。
特に、対テロ戦における「専門家」であるミスリルが、きちんとプロフェッショナルっぽく動いていて、ミリタリ的には満足な内容。
言葉だけ「プロフェッショナル」と言及されていても、それを「映像」として表現するのはなかなかに難しいからね。
まあとはいえ、ガチンコバトル前の嵐の前の静けさという感じで、今回は地味だったので、次回の派手な戦闘シーンに期待したいところである。
で次回は、罠にはまった宗介達が大変なことにって話。


フルメタル・パニック!TSR Scene04「デイライト」4
脚本(賀東招二)、絵コンテ・演出(三好一郎)、演出助手(石立太一)、作画監督門脇聡

というわけで今回は、敵の罠にはまった宗介たちは、トンネル内で危機に陥ることになるって話。
アクションとピンチ描写の今回。
絶対的な危機からの脱出が、秀逸なメカアクションと玉蘭の優雅なバトルアクションを絡めて、なかなかに面白く描かれていて良かった。
「情報漏れ」の部分はちょっと単純すぎてヌルくも感じたが、「クレタ人は嘘つきだ」というギミックを使ってのカタルシスある展開で補ってはいた感じである。
原作からの改変キャラでもあるゲイツに夏姉妹も、声優さんの演技もいいし、なかなかに濃くて良いね。
で次回は、裏切り者を追ってシチリアへと行く宗介たちって話。
ここで原作の最初から始まるわけか。