アニメ感想

星界の戦旗 EPISODE4「初陣」4
脚本(竹田裕一郎)、絵コンテ(米たにヨシトモ)、演出(まついひとゆき)、総作画監督(渡部圭祐、筱雅律)、作画監督(高橋晃)

というわけで今回は、人類統合体の威力偵察を迎え撃つバースロイルは、初めての実戦を行うって話。
ついにやっとで、燃える宇宙戦闘である。
原作の突撃艦による「平面宇宙戦闘」を、段取りのきいた流れと巧みな映像(ビジュアル)表現によって、非常にわかりやすく(と言っても原作を知らないとわかりにくいのではあるが)緊張感ある画面として作り上げていて、面白かった。
各個の動きをディスプレイ上で明快に表現したり、突撃艦それぞれの「紋章」によって違いを出したりと、これは映像ならではの表現方法である。
イカル率いる突撃艦「キドロイル」も、原作では出番はほとんどないわけであるが、アニメではちゃんと描写がなされており、殿下率いる突撃艦「バースロイル」以外の突撃艦も「戦っている」という臨場感が出ており、ポイントが高い。
(余談ではあるが・・星界シリーズとはまた違った宇宙戦闘が「売り」でもあった「スターシップ・オペレーターズ」は、ここまで洗練された映像表現での戦闘が「実現」されなかったのは非常に残念である・・とほほ)
流石に、「紋章」をスプリングボードとしてるだけあってか、戦闘描写は洗練されてきてるな・・今後が楽しみである。
で次回は、「華やかなる狂気」・・ビボース兄弟が登場。
・・嫉妬する殿下が可愛い(笑)