アニメ感想

星界の戦旗 EPISODE3「突撃艦”バースロイル”」3
脚本(真喜屋力)、絵コンテ(西澤晋)、演出(元永慶太郎)、総作画監督(渡部圭祐一)、作画監督(しんぼたくろう、米山浩平)

というわけで今回は、アプティック星系哨戒の任に就くことになったジントとラフィールは、その突撃艦司令が3年前にラフィールが殺したフェブダーシュ男爵の妹だと知るって話。
今回も、原作どおりにほぼ会話シーンのみで話は進み、まったりとした雰囲気のまま展開。
後半は艦船シーンはあるも、戦闘は次回におあずけって感じで、流石にちとまったりし過ぎかな?
まあ、小説とアニメじゃ話の流し方が違うので仕方なくはあるのだが。
とはいえ、今回登場のフェブダーシュ男爵の妹である山田美穂さん演じるアトスリュアとジントの絡みとか、故・塩沢兼人さんのドゥサーニュと鈴鹿千春さんのケネーシュとの「漫才(笑)」とかの妙技溢れる会話シーンはやはり楽しかった。
星界はこの辺上手い声優さんで固めているので、流石に手堅い面白さがある。
で次回は、ついに殿下の初陣である。



極上生徒会「あなたに此処にいて欲しい」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(川口敬一郎)、演出(大関雅幸)、作画監督山川宏治)、総作画監督下谷智之

あ・・アバンとOPはちゃんと新キャラ分は、追加されてるんだな・・悪夢だ・・。
というわけで今回は、短継琴葉(植田佳奈)は、りのとみなもと共に極秘任務につくって話。
前回の銀河久遠の話を受けての「隠密」話の後編であり、短継琴葉の話。
今回はなかなかに演出作画のテンポも良くて、特に前半はりのとみなものお馬鹿コンビのドタバタも楽しく動いており、「前後編」としてのバランスも絶妙で、なかなかに面白かった。
まあ何と言っても、新キャラである隠密の琴葉はいきなりの萌えっぷりで、久遠との最後の風呂場での「ソフト百合」もお約束でもあり、「少しだけ・・」と手振りを交ぜながら照れながら言う琴葉は、いきなり「萌えキャラ」としてスターダム入り(笑)
この作品、「あずまんが大王」や「マリア様がみてる」などと同じく、基本的には「女の子」しか出てこないわけでもあり、余計な駄目男キャラが出てこなくてその辺のストレスがない分、大きいお兄さん的にもお姉さん的にも風通しはよい感じなんだよな・・そう、時代は百合(笑)
それにしても、「情報工作部隊(ビフォアー)」としての「隠密」、「実戦行動部隊(アフター)」としての「遊撃」ってのは、なにげにリアルでわかりやすくていいな。
で、どうやら話は「宮神学園(極上生徒会)」という「居場所」「楽園」を守るための戦いになるようであり、まあその辺どのように落として行くのか期待したいところである。
で次回は、「車両部」であるシンディ真鍋(川上とも子)の母親がやって来るって話。