アニメ感想

うえきの法則 第十二話「天界人の法則」3
脚本(久保田雅史)、絵コンテ(開祐二)、演出(三井所豪)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(小松信)

というわけで今回は、ロベルト十団の入団テストを受けた植木は、ついに入団するって話。
植木のロベルト入団ネタと、植木の正体ネタの話で、バトルは控えめ。
正直、バトルもんでの「実は〜だった」ネタってのはお約束とはいえ、ありがちで唐突すぎでもあり、あまり好きではない。
それが伏線としてうまく張られてて綺麗に落としてるのならまだいいけど、どうも「後付け臭さ」(実際後付けも多いし)も感じることがあり、いまいち乗れないんだよな。
主人公の「強さ」の理由付けとして、「出生」ネタはよく使われるギミックだけども、それは「才(才能)」のあるヤツじゃないと結局は駄目ということであり、なんとなく納得いかない部分もあるからね。
でも逆に言えば、誰しも「隠された〜が」というのは受け手である少年などにとっては希望的な夢も与える訳であり、そういう意味で感情移入はしやすくなるのかもしれない・・ただ単に作るのがラクチンなだけかもしれないけど・・。
まあそれはそれとして、相変わらず迫力ある構図などが所々あり、演出作画面はなかなかにレベルが高くていいね。
あと、植木の父親はまたもやなんと千葉繁だった・・ホントに声優方面豪かだよなあ。
で次回は、植木のピンチに天界獣が現れるって話。



アイシールド21「キャッチ!マックス!!」4
脚本(羽原大介)、絵コンテ・演出(片貝慎)、作画監督(関崎高明)

というわけで今回は、賊学カメレオンズとの練習試合をする瀬奈達って話。
なんか、今回はスタッフがこなれてきたのか、演出作画のテンポもよく迫力あるカットが勢いを作っていて試合シーンが珍しく面白かった。
特にモン太のキャッチングシーンは構図などもこっていて、モン太の初活躍と野球部からの応援もあったりで、非常に盛り上がり面白かった。
で、前半はモン太の初活躍話で、後半は瀬奈の臆病風の話ってのは、メリハリはきいてるけど、ちょっと前半の盛り上がりのテンションを落としてしまう感じで、ちと盛り下がったかな。
まあその辺は、次回以降の瀬奈の復活話に期待したいところか。
で次回は、カメレオンの恐怖。