アニメ感想

絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイク EPISODE「嗚呼!栄光と情熱の革命よ!?」4
脚本(名田ユタカ)、絵コンテ(村木靖)、演出(村田和也)、作画監督(岡辰也)

というわけで今回は、当て逃げ船を追って廃都市船へとやって来る「夜明けの船」って話。
なんだか・・まったりとほのぼのに間抜けに楽しくなって来たな。
このまったりとした「コメディ海洋ロボアニメ」というスタンス結構好きになってきた感じ。
っつうわけで今回は、廃都市船での革命三人組+1とのドタバタ。
「革命」のモチーフが、往年の「学生運動」の頃まんまなのにまずワロタ・・なんて日本的なんだ(笑)
細かいパロ・・「頑張れ」「負けるな」という「鉄人28号」チックなセリフ、「武器はないの?」「圧倒的じゃない!」という「ガンダム」チックなセリフ・・にも微笑。
安定した作画でのドタバタも細かく楽しく、なにより村田秋乃演じるエノラの強引ぶりが面白かった。
村田秋乃は、富野由悠季が数多く発掘した「逸材」の一人でもあり、正直演技の幅とかはないわけだけども、その低めの声での元気な演技が好きで、エノラの強引なキャラにあってる・・っていうかこういうキャラばっかだけど(笑)
正直、このアニメかなり地味目で派手さはないんだけども、このまったりな感覚はなんかいい感じだね。
で次回は、エノラ救出に傭兵海賊が登場。


IZUMO第九話「守るべきもの」2
脚本(東山玄)、絵コンテ(麦野アイス)、演出(小野勝巳)、作画監督(澤崎誠)、作画監督補佐(Jun Jong-Min)

というわけで今回は、ネの国へと戻った猛達は、ヒミコの襲撃を受けるって話。
ネの国へと戻る猛達、ヒミコに呼び出される猛、猛をかばいヨモツヒラサに飛ばされる琴乃、明かされる卑弥呼の秘密、襲撃するリン、四聖獣達の過去、猛の前世、ヤタロウの死、そして琴乃を救うためにヨモツヒラサカに向かう猛達・・。
・・なんか凄い急展開・・っていうか詰め込み過ぎ、いきなり過ぎ。
そもそもネの国もアシハラの国も、ヒミコが作った世界っつってもあまりに世界がちっぽけ過ぎて実感もないし、言葉づらでスケールがでかいだけで、リアリティがないんだよなあ。
つうか、色々ネタを詰め込み過ぎで焦点がボケボケで、どこで驚けばいいのかわからない。
ヤタロウが実は今まで魔物だったとかいきなり言われても伏線とかなかったし、泣けるわけないし・・っつうか、なんかその間琴乃さん置いてけぼりだし・・。
「急展開」というより、「超展開」というヤツだな、これは。
とりあえず、ヒミコの作画だけが妙に綺麗だったのは良かった。
で次回は、黄泉比良坂での話・・そーいやヨモツヒラサカってこういう字だったな。