アニメ感想

なぜか今更・・
絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク EPISODE04「接触!グラムとベスと潜水艦」3
脚本(野村祐一)、絵コンテ(笹木信作)、演出(安川勝)、作画監督(高橋晃)

というわけで今回は、都市船アデナから離れるためにダウンタウンへと戻ったグラムは、ベスと再会することになるって話。
グラムとベスの感動の再会であったが、相変わらず淡々と地味に話は進むのであった。
今回の話で、グラムとベスはダウンタウン育ちで、色々因縁もあるってのはわかったのだが、未だグラムとベスの過去と現在へのミッシングリンクは語られないため、どちらの状況もいまいちわからんなあ。
グラムもあんなだから、ベスが軍人っぽくてもアレコレ聞いたりしないし。
グラムのあの飄々としたとこは嫌いではないが、それゆえになんか盛り上がりがないんだよな。
あのペンダントや希望号とかもそうだが、世界観とかキャラの持つ背景とか説明不足過ぎでいまいち感情移入ができにくいものが。
で次回は、アンナが大奮闘。
そーいや、当て逃げ潜水艦に全然意味がなかったな。


絢爛舞踏祭ザ・マーズ・デイブレイク EPISODE05「アンナ奮闘!夢の我が艦隊」4
脚本(高山治郎)、絵コンテ・演出(宮地昌幸)、作画監督倉島亜由美

当て逃げ潜水艦・・ちゃんと意味があって良かった・・。
というわけで今回は、地球大統領の孫娘・エノラ(村田秋乃)が誘拐され、火星政府主席であるアンナ・グレース(玉川沙己子)が地球群を率い出撃するって話。
なんだかこの独特なコメディなノリが結構良くなってきた感じ。
何と言っても今回の主役は火星政府主席だであるアンナ・グレースであり、玉川紗己子さん演じるアンナのヘタレぶりが妙に楽しかった。
やっとで再登場の誘拐された地球大統領の孫娘であるエノラもなんか変だし、船長のエリザベス(一城みゆ希)に独立組織のリーダーであるナイアル(辻親八)に、キャラのテンションが妙に高く変な人が多いのは、同じ「海洋もん」である「光と水のダフネ」と同じで、なんか心地よい楽しさがあるな。
作画も流石はボンズで安定力も高く、「夜明けの船」の水中からのジャンプは無茶すぎるが格好良く派手で良かった。
「水中の花火」というのも、水の世界ならではのギミックでもあり面白かったしね。
しかし、DVDのブックレットなんかには地球と火星の話とか色々設定があるわけだが、いまいちやはりその辺の説明は不足かなと思う。
まあ関係ないっちゃ、そんな関係のない事ではあるわけだけども。
で次回は、当て逃げ犯達との戦い。