アニメ感想

日曜は大変・・
ゾイドジェネシス「山のアジト」4
脚本(西園悟)、絵コンテ(玉川真人)、演出(西山明樹彦)、作画監督(古瀬真弓)

というわけで今回は、ガラガ率いる反ディガルドのゲリラが、ザイリン率いるディガルド部隊の襲撃を受けるって話。
やっぱ、西園脚本は話の作りが丁寧で上手いなあ。
今回も、それぞれがちゃんと物を考えて動いていて、「戦いの駆け引き」のようなものがあって熱い。
ある理由(ゾイド探知器の不調のための黙視での確認など)に対する「理由付け」が、しっかりしてるもんな。
ガラガも、単なる「馬鹿」かと思いきや、義に熱い仲間を思う男であり、今回は格好良かった。
ホント、好感度の高すぎるキャラ多すぎ。
で、新キャラである谷山紀章演じるロン・マンガン(麻雀かよ!)も早くも登場。
もっと遅く出てくると思ってたので意外だったな・・まあ、今回は活躍はほとんどなしだったので、今後の活躍に期待な感じである。
あと、ルージとザイリンの「因縁の対決」も今回は後回し。
不利とみるやあっさり撤退する辺りは流石・・部隊全滅だけど(笑)
ゾイドバトルも格段に良くなっていて、特に今回は壁を駆け上がるバイオラプターが非常に格好良かった。
あとは、作画だけが・・(笑)
で次回は、再度のディガルドの部隊の襲撃。
今回はイレギュラー要素があったので勝てたが、手の内を読まれた次ぎはキツイだろうな・・。


メルヘヴン「目覚めよ!もう一人のエド!!」2
脚本(早川正)、絵コンテ(奥脇雅晴、のがみかずお)、演出(久保山英一)、作画監督(田中薫)

というわけで今回は、ギンタの戦いの途中、もう一人のエドが目覚めるって話。
なんか、前回に比べるとイマイチテンポが悪かった気がするなあ。
やはり作画の差か?
いまいち派手なバトルもなかったしな。
まあそれはともかく、「チェスの駒」がついに動き出すって感じであった。
でも、あんま盛り上がらなかったり。
とりあえず清水愛演じるスノウが可愛かったので、よしとする。
で次回は、復活のナイト・ファントム。


エウレカセブン第05話「ビビット・ビット」4
脚本(野村祐一)、絵コンテ(村田和也)、演出(横山彰利)、作画監督(水畑健二)、メカ作画監督大塚健

ゲロといえばダフネ、これ常識。
というわけで今回は、タルホに弱みを握られたレントンは、タルホの買い物に付き合うことになるって話。
あ、文句なく今回は面白かった。
不明瞭極まりなかった今までと違い、レントンの思春期ならではの揺れる心情も納得のいくものだったし、「ゲロンチョ」やレントンの「ひとり言」がゆえのリスクからくるからかわれ方も、テンポよく非常に楽しく愉快。
オサレぶった「社会派きどり」や、カッコイイ「ドキュンぶり」やら、オマージュだかなんだかよくわからない「エヴァ臭さ」もなく、不快感もなく落とし方も爽快。
なにより、エウレカホランドとタルホの「微妙な関係」を巧みに描き、「まだ子供」なレントンと「ちょっと大人」なタルホの対比も上手く描写していて、レントンジュブナイル的な「成長物語」としての作りが秀逸だった。
これがこの作品の向かおうとしてる所なのかもしれないな・・いい感じだ。
脚本が変わると、こうも印象が変わるとはな・・今までのことはなかったことにしよう(笑)
アクションの方も、大塚健作監で地味ながらよく動き、巨大感や重みも表現していて面白かった。
この「ジュブナイルロボアニメ」路線なら、かなり期待できそうな感じ。
で次回は、レントン頑張るって話。