アニメ感想

ああ・・1・2話は、まだ推敲中・・完成できないかも・・
交響詩篇エウレカセブン 第03話「モーション・ブルー」4
脚本(佐藤大)、絵コンテ(京田知己)、演出(佐藤育郎)、作画監督(小平佳幸)、メカ作画監督大塚健

というわけで今回は、旅立つ決意をしたレントンは、ゲッコーテイストの船「ゲッコー号」に乗り込むのであったって話。
そして少年は旅立つ・・あれ、なんで?
なんつうか、いまいちレントンが旅立つ理由が不明瞭っつうか、よーわからんっつうか、なぜに「メカニック」?・・そんなふりあったっけ?
(第2話を見返してみる)・・この流れだと、
「父さんの残したアミダドライブを守りたいんだ!」とか、
「父さんの作ったアミダドライブが何か知りたいんだ!」とか、「ボーイミーツガール」風に、
「彼女のことが気になるんだよ!」とかな気がするし、それこそベタに、
「世界を見て、自分に何ができるか確かめたいんだ!」
みたいなんでもええと思うのだが、なんで「メカニック」なんだろう・・。
いきなり進路決めなくても・・っつうか「メカニック」やるなら別にゲッコー号に乗らなくても、じいちゃんの元で修行した方がええような・・わからん。
どうも同じ日曜の「ゾイドジェネシス」が、「少年の旅立ち」をこれでもかと爽やかに鮮やかに描いたギャップもあってか、レントンの「旅の理由」がいまいち腑に落ちないなあ。
今まで伏線張ってた「エウレカ」って名前を聞いてもリアクションなかったり、好きな女の子が軍隊の兵士死傷させてるかもしれないのに驚きとかなかったり、レントンはよーわからんなあ。
まあそれはそれとして、ゲッコー号発進は流石にメカ作監大塚健に豪華原画陣によって、、なかなかに迫力があって盛り上がる演出作画で格好良かった。
特に、失われた技術(笑)「背景動画」を絡めた落ちるゲッコー号が非常に良い。
ゲッコー号のクルーも一癖も二癖もありそうな連中でもあり、活躍が楽しみである。
つうか、「男は家に帰ってきたらパンツ一丁って決まってるだろ!」な、ホランドが良すぎ(笑)
藤原啓治の演じるキャラが、どーしてどいつもこいつもこう「オヤジ臭い」んだろう・・やはり「クレヨンしんちゃん」の影響か?(笑)
・・いや、合ってるからいいけど(笑)
そういや、この世界の公用語は「日本語」のようである。
なんかその辺の世界観がよーわからんとこ多いよなあ・・ちと色々説明不足な気がするな、やっぱ。
一応にもガキ向けなわけだから、もうちょっと親切丁寧な方がいいと思うのだが・・。
で次回は、レントンのゲッコー号の生活って話。


エウレカセブン第04話「ウォーターメロン」3
脚本(佐藤大)、絵コンテ・演出(阿保孝雄)、作画監督(真庭秀明)、メカ作画監督(飯田悟、前田清明

というわけで今回は、ゲッコーテイストの現実に落ち込むレントンは、ある仕事に参加することになるって話。
・・こう言っちゃ、なんだけど・・やっぱ、エヴァっぽいとこあるよね?
初っ端はどーしたって、「ゼーレ」とか「人類補完計画」とか思い出して萎える。
キール・ローレンツと同じ麦人さんを使うセンスはどうよ?・・「我々の忌むべき過去」とかまんま過ぎだろ。
・・まあ、「父の作ったロボット」と同じく、今やエヴァ風味は「キャッチーなスタンダード」なのかもしれないが・・にしたって・・。
まあそれはともかくとして、今回は憧れのゲッコーステイトに失望するレントンって話。
・・つうか、レントンがやはりよくわからない・・ついてけない。
前回は、「メカニックになるため修行する!」とか言っておきながら、今回は、
「父さんが作ったアミダドライブを見守ること」とか、
「リフしたいなあ」とか、
「この子の笑顔がいいなあ」とか、
実に意見がどっちつかずで焦点がさだまらず、何がしたいのかさっぱりわからない。
お前、何がしたいねんと・・問い詰めたい小一時間ほど(古いフレーズ
「好きな女のこと一緒にいながら、父のアミダドライブを見守りつつ、たまにはリフをしたりして、一流のメカニックを目指す」
って感じなのか?
・・わからん・・いや、確かに思春期の「ふわふわ感」は出てるかもしれないが、これって根本的な主人公のキャラ造形がまだ定まってないんじゃないだろうか?
色々主人公に背負わせ過ぎだよなあ・・。
「ついてけない」といえば、ゲッコーステイトもついてけない。
俗に言う「チーマー」とか「暴走族」とかをモチーフにしてるせいもあってか、
「モラルはねえけど、プライドだけはやたらと高い」
っつうアレでナニな感じであり、自分が一番苦手とするタイプの人達だ・・。
ゲッコーステイト=チーマー&暴走族、軍隊=警察、臓器売買=犯罪行為、リフ=ローラーブレード&バイクって感じで、なんだか「少年マガジン」とかのヤンキー漫画なノリだな。
いや、多分こういうのが「格好良い(クール)」で「オサレ」なんだろうけど・・やっぱりついてけない。
話もいきなりレントンゲッコーステイトの目的が不明であり、迷走してる感じがなんだか。
焦点ぼやけまくってるなあ。
・・え〜と、でも流石に作画はよい感じでもあり、テンポの良い音楽が盛り上げていて、クライマックスのLFOのリフシーンは派手でなかなかに格好良かった。
まあ、基本は少年マガジン風「ヤンキーロボアニメ」と思えばいいってことだな、うむ。
で次回は、なんだか色々大変そうなレントン