アニメ感想

まじかるカナン第1話「魔法戦士カーマイン登場!」3(50点)
脚本(山田光洋)、絵コンテ(阿部雅司)、演出(加藤顕)、作画監督(飯飼一幸、佐藤道雄)

というわけで、なぜか今更テリオスエロゲーまじかるカナン」がTVアニメ化。
スタッフは、アニメ制作はAIC A.S.T.A.、キャラクター原案は横田守、脚本は山田光洋、キャラクターデザインは渡辺明夫・河野悦隆・山田正樹、種人間・プロップデザインは小川浩、監督は阿部雅司、って構成。
今回は、謎の動物を拾った柊ちはや(広橋涼)は、人間界を守るために魔法戦士カーマインになることにって話。
原作のゲームは、知り合いが好きでした・・OPの出来が良かったんだよねえ、確か。
中身はかなりエロいらしいけども・・まあ、エロゲーだからな。
それにしてもコレって結構前のゲームだった気がするが、なぜに今更?・・どこぞもコンテンツ不足ってことかな。
まあそれはそれとして、本編であるが・・キャラ原案の横田守のデザインは当然としても、渡辺明夫ぽよよんろっく)の面影もあまりないキャラデザになってるな・・いや、嫌いではないデザインだが。
問題はやはり、いきなりOPが本編からの引用だったり(曲のテンポはいいのに・・)、作画がいまいち深夜アニメにしてはレベルがちょっと低いとこかな。
キャラデザも、総作画監督も、作画監督も複数であり、なんか作画苦労してる感じだなあ。
まあU局ならではで、素で裸やらのサービスーンがあるとこは、素晴らしいことではあるが。
つうか、確か原作のゲームではちはやは「高校生」の設定だった気もするのだが・・アニメはどうなんだろう・・多分小学生か中学生なんだろうが、いまいちわからなかった。
まあそれはともかく、「ボク女」でもあるちはやはなかなか可愛くもあるのだが、どうも広橋涼の声は「カレイドスター」の時と違って微妙に下手くそに聞こえるな。
やはりテンションの高さでごまかせる感じじゃないからであろうか。
で、話の方は「変身魔女っ子」の実に王道でもありわかりやすくはあったんだが、まあコレという押しもなかったかな。
カードキャプターさくら」かと思ってたんだけど、どっちかっていうと「プリティサミー」の方が近そうな感じ。
そういや関係ないけど、「ロボットもの」と同じく、「魔女っ子もの」が玩具展開とかの絡みなしで「大きいお友達」のためのアニメとして作られ始めたのってサミーぐらいからだっけ?
とまあ、全般的にいまいち押しには欠ける訳だが・・ちはやが可愛いのは良かったです。
しかし・・「まじかるカナン」って誰のことなんだろう?

で次回は、謎の転校生。


まじかるカナン第2話「謎の転校生」3
脚本(山田光洋)、絵コンテ(葵刀鏡介)、演出(佐々木皓一)、総作画監督(石倉敬一)、作画監督(梶浦紳一郎)

というわけで今回は、ちはやに近づく謎の転校生・小嶋絵美(宮崎羽衣)って話。
まあ、段取りどうりで非常にオーソドックスな話の展開のさせ方であるが、わかりやすくて悪くはないかな。
やはり、どう考えても作画で損をしてるなあ・・作画良ければそこそこ見れるのに。
なんか今回は、1話よりもさらにへたれてる感じだし。
大田和寛による「浄化BANK」だけ当たり前だけど妙に作画が良くて浮いてたな。
素で裸やパンチラあるのに、もったいないね(そこか
で次回は、ちはやの恋の物語・・あ、次回予告も使い回しだ。


まじかるカナン第3話「ちはやの恋の物語?」3
脚本(山田光洋)、絵コンテ(ユキヒロマツシタ)、演出(井草かほる)、作画監督(西山忍)

アバン、おもろい。
というわけで今回は、種の気配を追って秋葉原に来るちはや達って話。
オタ向けアニメの定番ネタとなった、アキバネタ。
つうか、カナンって間違いなく「オタ向けアニメ」だとは思うけど、今まで結構「まっとうっぽい」変身魔女っ子アニメしてた気がするから、アキバネタは余計な気がするなあ。
なんだかちょっぴり違和感が。
まあ、アキバで色々驚くちはやは可愛くもあったが。
で、今回はちょっぴり作画面が回復していて、見れる感じに。
でも背景とかは若干写真などが使われているのであった。
ちはやもなかなか可愛く、オーソドックスな面白さはあるから、作画でもうちっと踏ん張って欲しいところだね。
で次回は、魔法戦士セルリアンブルーが登場。