アニメ感想

久々にゾイドがいい感じ・・。

ゾイドジェネシス第1話「襲撃」4(80点)
脚本(西園悟)、絵コンテ(松尾衛)、演出(西村大樹)、作画監督(服部憲知)

というわけで、新ゾイドシリーズ第2段・・「ゾイド・ジェネシス
スタッフは、シリーズ構成は西園悟、オリジナルキャラクターデザイン・統月剛、ディガルドコンセプトデザインは小林治、キャラクターデザインは坂井久太、メカ・プロップデザインは岩瀧智・常木志伸、監督は水野和則って構成。
今回は、突然の大変動から数千年のたった惑星Zi・・少年・ルージ(平田宏美)の住む村を、ディガルドバイオゾイドが襲撃をかけてくるって話。
ゾイドシリーズ第2段・・恥ずかしながら「フューザーズ」は見てないのですが、この「ジェネシス」はなかなか良いですな。
この「初代」を思わせるかのような「冒険活劇」な導入であり、オーソドックスですが世界観とかもわかりやすく・・ドキドキワクワクします。
こういうの大好きです。
どうやら「ポールシフト(地軸移動)」により今までの文明やらはリセットされて、ゾイドはお約束の「発掘兵器」と化してるようですが、まあわかりやすくてよろしい。
キャラクターデザインも坂井久を導入して、初代の時のようなシンプルですっきりしたデザインでもあり、これまたよろしい。
ヒロインであるレ・ミィこやまきみこ)も出番はなかったですが、テレ東でいきなり「まっぱ(真っ裸)」と(笑)、聖女フィーネたんを思わせてくれる登場でもあり、期待させてくれます。
聖女フィーネたん、魔王リノンちゃん様(笑)に続く、どんなヒロイン像を見せてくれるのか・・。
そして何よりも、巨大なポン刀(日本刀)を一本背負ってる「ムラサメライガー」が格好良い!
ブレードライガーを思わせる活躍であり、今後が楽しみです。
作画とかはまあ「並」って感じでありますが、その辺は頑張って欲しいとこですな。
久々、ゾイドで燃え萌えできそうな予感・・。
で次回は、バイオゾイドとの対決。


ゾイドジェネシス第2話「バイオ・ゾイド」4
脚本(西園悟)、絵コンテ(近藤信宏)、演出(福本潔)、作画監督(青野厚司)

というわけで今回は、ルージの危機を救ってくれるラ・カン(松山鷹志)とレ・ミィこやまきみこ)の旅の二人って話。
相変わらずオーソドックスに話が進んで行き、わかりやすい。
良く言えば「王道」、悪く言えば「ステロタイプ」ではあるが、世界観や設定などがすんなり入って来て良いね。
本格登場のヒロインであるこやまきみこ演じるレ・ミィも、お約束の「ツンツン」キャラであり、「ツンデレ」への素養も十二分に秘めていて、非常にコロコロ動き回り可愛く、期待度が高いですな・・大ジャンプから回転踵落としが素敵だ。
シリーズ構成の西園悟は、「コレクターユイ」で可愛い女の子キャラを書き切った手練でもあるので、信じてます。

主人公のルージも今のとこへたれ気味ではありますが、「ゾイドに乗れて泣いちゃう」ような礼儀正しい好少年であり、どちらも好感度が高いです・・レ・ミィにまたも「踏み台」にされる辺りが笑えます・・そういう属性か!(笑)
この二人の絡みは非常に微笑ましく楽しくもあり、かなり良い感じです。
そして、初代では「撃墜(され)王」だったハーマン役をやっていた松山鷹志さんが、ラ・カンを演じてるのは旧作ファンとしてはなにげに嬉しいです。
「公国」から「武国」って言う設定もあるようで、お約束のアレなわけでもありその辺も楽しみだな。
あと、これからライバルとなるであろう敵側の・・ガンダムでいえばシャア・・初代でいえばシュバルツとなるザイリン松本保典)も、手練でアクティブなライバルキャラに見えつつ、なんだか「Vガンダム」のクロノクルを思わせる「ヘタレ臭」が漂っており、今後の落ちぶれぶりが楽しみである(笑)
で、どうやら「バイオ・ゾイド」には光学兵器や実体兵器がきかない設定となっているようであり、「接近戦」が主体の戦いとなっていて、期待できそうです。
まあ正直、作画の方はそれほど高めではないわけですが、CG作画はデータの蓄積などがものを言う訳で、今後の化けぶりに期待したいところです。
しかし、「引き」が前と同じなのは勘弁して欲しかった(笑)
で次回は、旅立ち・・うむうむ、良いね。