アニメ感想

おジャ魔女どれみナイショ第4話「ノンスタンダード〜おんぷのないしょ〜」4
脚本(大和屋暁)、絵コンテ・演出(山内重保)、作画監督(馬場充子)

というわけで今回は、おんぷのナイショ・・おんぷは今の充実した生活に不安感を覚え始めるって話。
今回は山内演出が炸裂・・印象的で抽象的で観念的で映画的なカットワークを多様しまくりの非常にテクニカルな方法で、おんぷの「今」への揺れる不安を表現。
正直、山内演出は「テクニカル過ぎる」がゆえにわかりにくさ大爆発なのではあるが、おんぷが「過去」の自分と向き合うことで、「現在」から脱却し、「未来」へと向かったことはなんとなくわかった(笑)
山内演出はやっぱ濃いなあ。


おジャ魔女どれみナイショ第5話「涙を知る人〜ぽっぷとハナのないしょ〜」4
脚本(成田良美)、絵コンテ・演出(五十嵐卓也、中尾幸彦)、作画監督(篁馨)

というわけで今回は、ハナの魔法でぽっぷとハナの体が入れ替わってしまうって話。
お約束の「入れ替わりネタ」であり、それを五十嵐卓也の演出と、「ぴちぴちピッチ」で株を上げまくった篁馨の作監で、非常にドタバタも楽しい一品となっていた。
「体は子供、頭脳は赤ちゃん」ってのはなかなかに無茶ではあるが(笑)、「おもらし」を主軸に展開するドタバタが笑えた。
それにしても、何だかんだと言いながらも最後に締めてくれるのは、やっぱりどれみなのは「お姉さん」って感じだねえ。
「キ、キノコです!」
と目が泳ぎまくりながらの嘘説得が素晴らしすぎました(笑)