アニメ感想

フタコイオルタナティブ第1話「コロッケとヘリと地下ボクシングと私」4(80点)
脚本(金月龍之介)、絵コンテ・演出(平尾隆幸)、作画監督(嘉手苅睦)

というわけで、「電撃Gzマガジン」連載中の「双恋フタコイ)」が、今度は「フタコイ・オルナタティブ」となって再びアニメ化。
スタッフは、シリーズ構成は金月龍之介、キャラクターデザイン・総作画監督は小林利充、総監督は逢瀬祭、アニメ制作はユーフォーテーブルといった構成。
今回は、双葉恋太郎(関智一)、白鐘沙羅水橋かおり)、白鐘双樹門脇舞)、それぞれの日常って話。
「コスモス荘」「シノブ伝」と、近ごろ精力的に非常にハイテンションなコメディを作り続けてるユーフォーテーブルの新作「フタコイオルタナティブ
前作(と言っていいのか)は、「シスプリ」を思わせるヘタレアニメだったわけだが、こっちの方は「双恋」をネタに、非常にスラップスティックでハイテンションなコメディという仕上がりとなっている。
何と言ってもオープニングアニメーション「双子の天使が達が舞い降りてきて世の悪事をぶっ倒しちゃうぞ!」編・・の意味ないアクションぶりが凄く、本編もそれに負けないぐらいのよく動くドタバタな演出と作画で魅せてくれていた。
なんか意味なく戦車やヘリが出まくり動き回っていた「うる星やつら」の暴走ぶりを思い出したよ。
どうやらユーフォーテーブルは、往年の80年代アニメのような「ハイテンションコメディ」が好きみたいであり、今後も期待できそうな感じである・・でも、作画とか持つのかな?、かなり大変そうな感じではあるが。


極上生徒会第1話「拝啓、ミスター・ポピット」4(75点)
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(岩崎良明)、演出(高島大輔)、作画監督(清水博幸)、総作画監督(川田剛)

というわけで、原作はコナミで、「月刊コミックガオ!」で掲載されてる(らしい)「極上生徒会」がアニメ化。
ゲームとかあるらしいですが、自分はまったく知らず。
スタッフは、アニメ制作はJCスタッフ、シリーズ構成は黒田洋介、キャラクターデザインは川田剛、監督は岩崎良明、といった構成。
今回は、天涯孤独の少女・蘭堂りの田村ゆかり)は、宮神学園に転校してくるって話。
初っ端のキャラクターデザインのイメージは、「こいこい7」と同じくかなり「いまいち」な感じであったこの作品であったわけだが、放映を見ると全然そんなことなかったな。
どこか昔懐かしい「学園少年漫画」を思わせる作風にきちっとはまり込んでいて、落ち着いた絵柄とテンポ良い演出で、「スクールランブル」と同じく夕方に放映してもおかしくないような学園ドタバタがなかなか楽しかった。
何と言っても、りのの一人芝居(だよな?)によるりのとぷっちゃんの掛け合いが楽しくおかしい。
学園コメディとしてかなり楽しめた感じ・・JCスタッフらしく「あずまんが大王」を思い出させてくれるな。
「宮神学園極大権限保有最上級生徒会」・・略して「極上生徒会
この極上生徒会のキャラも出ただけでいまいちまだキャラが掴めないが、これからの活躍に期待したい所である。
「隠密」「遊撃」「会計」「車両」とかの役職があるのもなんか面白いし。
とりあえず、今時「眼鏡眼鏡」のボケはかなり受けた。
今後に期待。
で次回は、極上生徒会に入ったりのの日常。