映画

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

うむ、なかなか面白かった。
思っていた以上に、アラタ達ゴセイジャー組が大活躍で、ゴセイ好きとしては非常に満足な内容であった。
対立から、共通の敵が出現しての共闘と、流れも「VSシリーズ」のような王道な展開で、わかりやすく入りやすかった。
それぞれのキャラも、非常に「らしい」絡み方をしていて、個人的にはモネとルカのイエローキャラかぶりネタがなんだか楽しく笑えた。
とはいえ、ゴセイ視点からは大満足な内容ではあったが、「スーパー戦隊」視点としては、もっと個々の戦隊が活躍するかなと思っていたので、あくまで「スーパー戦隊」ひとくくりな感じだったのは、ちょっと残念だったな。
まあ、その辺の個々のクローズアップはテレビシリーズの方でやるだろうし、仕方ないか。
それはそれとして、「スーパー戦隊」としては、冒頭にド派手に「レジェンド大戦」が描かれたり、旧戦隊の本物キャストがゲスト出演したり、vsスーパー戦隊があったり、クライマックスでの各種戦隊ロボ大集結だったりと、その辺は熱く燃えて非常に良かった。
タイトル通り、三者にほどよく出番が割かれて良いバランスだったと思う。
こんなご時世だからこそ、夢や希望、そして勇気に友情というポジティブなメッセージを、子供から親御さん達にまで語りかけるスタンスも熱くて良かった。
スーパー戦隊」は、ずっと昔から地球の平和を守るため、ずっと戦ってきてるんだなあってのが、妙に涙腺に来たのであった。
まあ、そうそうないかもしれないけど、やはりこういうお祭り的なイベントってのは、盛り上がるものである。
スーパー戦隊は永遠なり!!