感想

天装戦隊ゴセイジャー
というわけで、3番目の敵組織となるマトリンティス帝国が登場。
3回も敵組織が変わるとか、やっぱ今までなかったかな?・・基本はオーソドックスなのに、そこはちょっと変則的な感じ。
もしかしたら、この分だと最後にすべて合体した4番目の組織とか出てきそうな勢いだなあ。
それはそれとして、今回はゴセイジャー達と望とのやり取りが妙に良くて、面白かった。
個別エピソードのそれぞれのネタとかも絡めていて、キャラに焦点を当てて作っているゴセイジャーらしい温まる雰囲気だったなあ。


STAR DRIVER 輝きのタクト
監督・五十嵐卓哉、脚本・榎戸洋司、そして製作・ボンズというなかなかに豪華なオリジナル学園ロボットアクションアニメ。
正直、そんなに期待はしてなかったのだが、なかなかに面白かった。
学園ものにロボバトルと、色々キャッチーな作りでツッコミどころも満載であり、インパクトは十分にあった。
色々よくわからんことは多かったが、脚本に榎戸洋司が関わってるせいもあってか、ちょっぴり「少女革命ウテナ」な雰囲気もあり、結構好みである。
いきなりハイテンションなノリなんで、このノリについてけないとキツそうな人を選ぶ作りだが、ボンズで作画もいいわけだし、期待できそう。
しかし、「コードギアス 反逆のルルーシュ」とはまた違うベクトルで受けそうだなあ。


ハートキャッチプリキュア!
キュアムーンライト、強かったですね(棒)
まさにキュアムーンライト無双な展開であり、もうガチバトルてんこ盛りな内容であった。
演出・作画のテンションも半端なく、馬越作画が炸裂しての圧倒的なバトル&アクションにはただただ驚嘆。
しかもムーンライトの強さはそのパワーだけでなく、フェイントなどを加えたテクニカルな戦いの駆け引きにもある的な、「往年の戦士」と思わせる表現とかもひたすら格好良かった。
ブロッサムの「あとは私たちが!」という、まるで取り巻きの手下が最後に相手をボコるみたいな描写も笑う。
そしてコロンとの最後の別れも、安易に生き返らせたりせずに切なさ全開で落としたり、3人とのちょっとコメディカルなやり取りも新しい関係を思わせて和んだりと、頭から尻尾まで密度が高く手抜きのない作りに、もう満足しきりであった。
あと、サバーク博士の正体も若干匂わせたり、ダークプリキュアとの関係もなんだか色々濃そうだったりと、「もうムーンライトが主役でいいんじゃね?」とか言ってしまいたくなるような、スゴイ話だったなあ。
とりあえず、次回の学園祭ネタも楽しみである。