アニメ感想

鉄腕バーディー DECODE 1 【通常版】 [DVD]

鉄腕バーディー DECODE 1 【通常版】 [DVD]

鉄腕バーディー DECODE 第1話「ONE PLUS ONE」4(70点)
脚本(大野木寛)、絵コンテ・演出(赤根和樹)、作画監督りょーちも)、作画監督補佐(赤井俊文)、レイアウト作画監督(コバヤシサバ)


原作 ゆうきまさみ
監督 赤根和樹
シリーズ構成 大野木寛
キャラクターデザイン りょーちも
アニメーション制作 A-1 Pictures


というわけで、原作・ゆうきまさみの「鉄腕バーディ」がついにというか、再びアニメ化。
自分は原作の方は20年前から読んでたりするわけで、一応ヤングサンデー(休刊)版の方も既読。
しかし、アニメ放送中なのに本誌が休刊とは、なんたること。
まあそれはそれとして、アニメは原作準拠ではなくオリジナルな展開で行くようであり、原作とはかなり違う雰囲気。
とはいえ、導入部は旧版&新版と同じであり、かなりわかりやすい展開であった。
画面作りはキャラデザのりょーちも氏の作風がかなり反映されていて、硬質な雰囲気のある原作漫画や川尻善昭監督の旧OVAとはかなり印象を異にする、軟質な作り。
薄い色合いにグネグネと大胆に動きまくるアクションは派手でもあり、なかなかな見ごたえ。
光線技などを使わない、肉弾戦一辺倒なバーディの戦いぶりがよく描けておりよかった。
原作とは違う感じにはなりそうだが、コレはコレで楽しみな感じである。



鉄腕バーディー DECODE 第2話「THE PARTNERED ONE
脚本(水上清資)、絵コンテ・演出(林直孝)、作画監督林勇雄、浜森理宏)、作画監督補佐(中屋了、りょーちも

というわけで今回は、バーディ達に事の経緯を説明されるツトムって話。
2Hearts in 1Body(二心同体)・・今さらではあるが、「ウルトラマン」なのだなあ、コレ。
そんな感じで、「二心同体」状態の現状をわかりやすく説明の回。
で、本編の方はやはり原作の再構成・再構築といった感じで、原作をモチーフにアニメ独自の展開で行くようで、そういう意味で新鮮味もあり、なかなか楽しめそうな感じではある。
バトルの方も初回ほどではなかったけども良く動いていて、大胆な肉弾アクションがなかなかに楽しかった。