アニメ感想

sola colorII(初回限定版) [DVD]

sola colorII(初回限定版) [DVD]

sola 第11話「ムソウレンガ」4
脚本(久弥直樹)、絵コンテ・演出・作画(菊池聡延)

というわけで今回は、自らの正体を知った依人は、ある決意をするって話。
今回も久弥直樹による脚本・・ポイントポイントでは自ら執筆し、がっつり盛り上げてくる辺り、バランス取れてていいな。
ってなわけで、非常に泣きエロゲちっくというか、その根幹となったKeyちっくというか、久弥直樹テイストともいえる、このギリギリ締め付ける切なさ全開の展開は流石といった感じで、なかなかのじわじわ染み入る盛り上がりであった。
まさか、「主人公の存在消滅」展開で来るとは。
正直、テキストと音楽で雰囲気を作り込んでガシガシ盛り上げてくるエロゲに比べると、若干押しは弱めには感じるのだが、エロゲ特有のマルチキャラ&マルチED方式による「ふらつき」がない分、贅肉が削ぎ落とされて一本筋の通った物語がゆえに、その求心力はなかなかのもの。
残すところ話はあと2話なわけであり、どのようにこの物語を落とすのか期待して待ちたい。
しかし、ヒゲとゴスロリ関係の謎は、やっぱり謎のままっぽいのね・・まあ、余談だしそれでもいいけど、ちょっと残念なとこではあるな。
で次回は、ユウメイノサカイ。