アニメ感想

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 第1話「運命は、英語で言うとデスティニー」4(65点)
脚本(猪爪慎一)、絵コンテ(川口敬一郎)、演出(小高義規)、作画監督(中島渚)、総作画監督長森佳容

というわけで、「週刊少年サンデー」で好評連載中の畑健二郎の「ハヤテのごとく!」がついにアニメ化。
でスタッフは、シリーズ構成は猪爪慎一武上純希、メインキャラクターデザインは堀内修総作画監督長森佳容・桜井正明、サブキャラクタデザインは小丸敏之、小物デザインは今野幸一、監督は川口敬一郎、アニメ制作はSynergySPという、前番組であった同じサンデーのアニメである「メルヘヴン」とほぼ同じ構成。
そんな感じで、今回は不幸街道まっしぐらな少年・綾崎ハヤテ白石涼子)は借金取りからの逃亡中に、三千院ナギ釘宮理恵)という少女に出会うって話。
原作の方は既読、っていうか連載始まった頃からのファンです・・うう、畑君アニメ化おめでとう、本当におめでとう・・えぐえぐ。
まあそれはそれとしてアニメの方であるが、まあまあ面白い感じであった。
基本的には原作の1話とほぼ同じ感じであり、テンポはそこそこで、ほどよく映像にしたというところ。
原作の売りは、多種多彩なキャラによる萌えと、ぬるめのラブコメ、でもってオタ受けする各種パロディとかだったりするわけではあるが、パロ方面はほどよくそこそこに入っており、今後の暴走は期待できる感じ。
とはいえ、いまいちパロが流れに組み込めてない感じもあって、若干テンポ的にはぎこちない感じも・・まあ、その辺は今後のスタッフの慣れ次第ではあるかな。
あと、色々言われていた声優方面であるが、ツンデレクイーン釘宮にしろ、強力若本ボイスにしろ、ベタではあるが鉄板な構成でもあり、安定度はやはり高かった。
これからも色々な声優さんが出るようでもあり、その辺も期待。
それにしても、やはり1話は展開的にはかなり強引な感じではあったなあ・・まあ、それは原作からそではあるんだけども(笑)
原作の面白さが増してくるのも打ち切り回避ぐらいからだったりするわけで、どうやら1年は最低でもやるようだし、気長に見守って行きたいところである。
しかし、OPがKOTOKOに、EDがMELLという、バリバリI’veとは・・オタ狙いだなあ・・(KOTOKOのOPが歌詞だけでなくタイトルも「疾風のごとく」と歩み寄ってるのはええね)
日曜のこの時間のこのアニメは、お子様はどう受け取るのだろうか・・いや、原作もほどよくお子様に受けてるという噂も聞くけども・・その辺は不安ではある。
ってなわけで次回は、ハヤテはナギの屋敷で執事になることにって話。
はっきり言っておもしろカッコイイぜ!・・って、ワタルかよ、古いな(笑)
それと、提供がときめもファンドなコナミだったり、3倍のCMだったり、ああいう部分で笑える辺りはハヤテだなと、思った(笑)