アニメ感想

グロリアスドーン 第2巻「少女は夕暮に遊ぶ」4(65点)
著者(庄司卓)、イラスト(四季童子

というわけで今巻は、広大とティセの前に、ティセの妹たちが現れるって話。
ティセの妹である、「アウグストダスク」ティルに「静謐なる宵闇(トランクルナイト)」ティオが本格登場する第2巻。
表紙と冒頭から、てっきりティルと静花の百合百合んな友情話になるのかと思ってたのだけど、その辺はなおざりに落とされてしまったのはちと残念であった。
まあその代わりに、ティルに静花、ティオに桜子、でもってアイシャに恵子と、三者三様のパートナー話が見れたのはよかった感じ。
特に、アイシャと恵子のデコボココンビぶりは好みであり、今後の二人の活躍は結構楽しみである。
ストーリー的にも、組織やら陰謀やらも徐々に絡んできており、今後に期待が持てそうである。
っていうか、「宇宙」に「学校」に「女の子いっぱい」と、「宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」的な「学園スペオペ」なノリが全開となっていて、個人的にはこのノリ大好きなんで大満足である。
最後にbioクラフトの設定資料がある辺りも、メカ好きとしては嬉しい限りである。
そいや、「ノベルジャパン」の方の不定期連載の短編が「宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」のoptシリーズっぽいのも、ヨーコっぽいよなあ。
それにしても、2巻からいきなり本の装丁がガッツシ変わったのには驚いた。
確かに前より薄くなって読みやすくはなったわけだけども、1巻2巻並べると別のシリーズかと思っちゃう感じで気持ち悪いんだよなあ・・困るぜ。
装丁やり直して1巻って出してくれるのかなあ・・。