アニメ感想

おとぎ銃士 赤ずきん 第14話「おかしな森の記憶」4
脚本(柿原優子)、絵コンテ(平田豊)、演出(飯村正之)、作画監督(服部憲知)

・・グレーテル、かわえええええええ!
というわけで今回は、おかしな森へと迷い込んだ草太達はグレーテルから取引を持ちかけられるって話。
つうわけで、やっとでのグレーテルの掘り下げ回。
いつもはツンツンへたれっぷりを見せる女の子が、一転してしおらしいブラコンぶりを見せつけることでのこの落差は破壊力抜群であり、グレーテルの魅力が炸裂しまくっていた。
いつもはちとヘタレ気味の作画も、服部憲知の作画でなかなかに整っていて綺麗であり、特にしおらしさ全開のグレーテルの表情の変化が丁寧に描かれていて、非常によかった。
話の方も、ヘンゼルの事を疑ってるわりにあっさり草太達の事を喋ってしまうグレーテルがうかつすぎるとかあったが(いや・・そこがグレーテルらしいっちゃ、グレーテルらしのだが)、基本は「兄を想う妹の想い」ってのが貫かれていたり、前回の話を受けての「信じること」という流れで落としたり、なにげに含蓄あることを言う森の大木の言葉を絡めたりと、バランスもよかった。
柿原優子さんの脚本はキャラの魅力を結構引き出してりして、このアニメの脚本メンバーだと一番上手い感じだなあ・・今後もちょっと期待。
あと、どうでもいいツッコミなのだが、りんごだけ寝方が変なのには笑った・・なんで、りんごだけ「直立うつぶせ」で寝てるんだよ!・・死体かよ!!(笑)
まあそんな感じで、グレーテルはそのうち仲間になりそうで、ちょっと期待です。
で次回は、トゥルーデ登場。