アニメ感想

おとぎ銃士赤ずきん 第13話「サラマンドラの村」3
脚本(竹内利光)、絵コンテ・演出(吉本毅)、作画監督(藤原未来夫)


というわけで今回は、サラマンドラという偶像を崇拝する村に着く草太達って話。
土曜の朝っぱらから、一応は子供向けアニメで「偶像崇拝」ネタをやる気概が素晴らしかった(笑)
ゆかな演じるカテジナの微妙な言動やら、村人の微妙な踊りやらがあいまって、ちょっとだけ異様な空気があったのは面白かったな。
テーマとして「信じること」で落とす辺りやら、おとぎ話はなんらかの因果があって語られてるってところのネタとかは結構いいんだけども、1話完結のためか相変わらず村人とかの心変わりがハイスピード過ぎたりせいで、いまいち感情移入できずに薄っぺらく感じるとこはもったいないなあ。
このアニメ各話のネタは悪くないと思うんだけど、どうにも詰めが甘いというか、展開とかは雑なとこがあるからなあ・・まあ、わかりやすくはあるけど。
あと今回は、グレーテル関連でダイナミックなカットがあったりして、アクションにちょっと迫力があったのは良かった。
やっぱ、大剣持った女の子がピョンピョン跳びはねてアクションしたりすると張りがあって格好良くていいなあ。
グレーテルもお約束で最後は「逃げ敗退」する辺りも、実にグレーテルらしくてグレーテル好きとしては満足であった(笑)
で次回は、グレーテルが主役っぽい?・・楽しみだな。