日記

富士見書房|第18回ファンタジア大賞
http://www.fujimishobo.co.jp/sp/shinjin/
◆第18回ファンタジア長編小説大賞 特集
http://www.mangaoh.co.jp/topic/fantasia_18.php
ファンタジア長編小説大賞 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%A2%E9%95%B7%E7%B7%A8%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E5%A4%A7%E8%B3%9E
あまり大賞が出ないことで有名な、「ファンタジア長編小説」で4年ぶり4度目の大賞が出たというので、勢いにのって入選3作品を全部買う。

戦鬼 ―イクサオニ― (富士見ファンタジア文庫)

戦鬼 ―イクサオニ― (富士見ファンタジア文庫)

死神とチョコレート・パフェ (富士見ファンタジア文庫)

死神とチョコレート・パフェ (富士見ファンタジア文庫)

輝石の花 (富士見ファンタジア文庫)

輝石の花 (富士見ファンタジア文庫)

前の第17回は運良く全部読めて、受賞作である淡路帆希の「紅牙のルビーウルフ」と、大楽絢太の「七人の武器屋」は、結構気に入って読んでたりもするので、今回もちょっと期待して読みたいと思う。
今は、まずは気軽に読めそうな花凰神也の「死神とチョコレート・パフェ」を読書中。
しかし、前回は賞の名前通りに「ファンタジー色」がかなりあったのだが、今回はちょっとバラエティ豊かな感じではあるかな?
まあ、富士見も電撃に負けないようにバラエティ豊かになってきてるのはいいと思う。
でも、やっぱいまいち文的にも絵的にも、いまいちパッとしない感じはあるなあ。
最近の富士見は、この賞による受賞者が「看板作家」にまでなってないイメージがあるからなあ。
富士見はライトノベルの先駆者でもあるし、自分としても思い入れもあったりするので、頑張って欲しいと思う。
それにしても、富士見はカバーデザインなどに関しては「保守的」なイメージがあって、他のレーベルに比べると旧態依然として連綿と受け継ぐあのデザインは地味でインパクトに欠ける感じがあったのだが、今回の「リバーシブルカバー」というのはなかなかに馬鹿っぽくて良かった。
風見周の「殺x愛」なんかもあのデザインを取っ払ったりして独自性を見せ始めてもいるし、そろそろ富士見もこれを期に新カバーデザインとかにしていってもいいんじゃないかなあ。