アニメ感想

R282006-08-30

ゼロの使い魔 第5話「トリステインの姫君」4
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ・演出(鈴木洋平)、作画監督(篁馨、杉本功)

というわけで今回は、学院の使い魔の品評会にやってくるトリステインの姫君って話。
釘宮理恵と同じく「灼眼のシャナ」チームから、川澄綾子がアンリエッタ役で登場。
原作では黒さムンムンのドキュン姫様で、結構嫌われものだったりするのだが(笑)、アニメの方ではそんな黒さ加減はカケラもなく、ロリ度数倍増しで描かれていて、正直かなり可愛かった。
この描かれ方だと、あの黒々展開はやらないんだろなあ・・まあ、アレ評判悪いからなあ(笑)
まあそれはそれとして、今回はアニメオリジナルの「使い魔品評会」を絡めてのアンリエッタ&土くれのフーケ登場話であり、前回のフォローなんかもしつつ今後の布石なんかも張ってって感じで、なかなかに良いバランスでの構成である。
才人とルイズの関係も、段階的に徐々に近づきつつ描かれているのも上手くてよいね。
なにより相変わらず作画の安定度は高く、「ぴちぴちピッチ」なんかで可愛いキャラ描写で評価の高かった篁馨の作監により「頬染め」なんかのキャラの表情や仕草が抜群に可愛く描かれていて、それでいてフーケのゴーレムやタバサのシルフィードなんかの動きもカッチリ描いていて、画面に「張り」があるのが素晴らしい。
それにしても、フーケの正体はバレバレだよなあ(笑)・・まあ、それが見せ場ってわけでもないし別にいいとは思うけども。
で次回は、盗賊のフーケを捕まえに行くルイズって話・・次で原作の1巻分終了って感じかな?