アニメ感想

ゼロの使い魔 第2話「平民の使い魔」4
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(二瓶勇一)、演出(吉本毅)、作画監督(つるあかりみなみ)、作画監督補佐(飯塚晴子、宮崎真奈夫、佐古宗一郎)

というわけで今回は、ルイズの使い魔としての生活をすることになった才人は、貴族のギーシュと決闘をすることになるって話。
うん、今回もなかなかによい感じである。
吉岡たかをらしいバランスよい話の構成であり、才人の視点をアバンで持ってきたりして、原作の初盤をサクサクっとテンポよく再構成してわかりやすくキャラクターや世界観を提示し、カチっとアニメ的にまとめてきていて上手いね。
第1話の作画のポテンシャルもほぼ落ちる事なく安定度も高く、テンポよくコミカルに動くキャラクターは可愛く描かれていて、仕草や表情も豊かであり、「見えそで見えないパンツはき」なんかのお色気シーンにも力が入っていてよい。
なにより、怒ったり泣いたりするルイズが格段に可愛く描かれていて、原作のポテンシャルをいかんなく発揮している感じである・・無論、釘宮ツンデレボイスも含めて。
まあ、ギーシュのゴーレムとの戦闘自体はそんな力が入ってなかったりもしたわけだけど、バトルはおまけみたいなもんだしな(笑)
とりあえず・・
「下げたくねえ頭は・・下げられねえ!!」
と、「男の子」を見せてくれた才人は格好良く、なかなか熱くて良かった。
原作ファンとしては、アニメ版の今後も楽しみである。
で次回は、微熱の誘惑。