アニメ感想

◆いぬかみっ！　第６話「ぴったりともはねっ！」３
脚本（大久保智康）、絵コンテ・作画監督（岩井優器）、演出（藤棚暁）、作画監督（金子誠）、作画監督補佐（藤本明子）

というわけで今回は、啓太とともはね（長谷川静香）がムジナを追うって話。
１０匹の犬神のうちの１匹、ともはねの当番回。
どうやらこのアニメは２クールっぽいし、こういう感じでそれぞれのキャラ話をやっていく感じなのであろうか？
構成としてはステロではあるが、まあわかりやすくてよい。
で今回は、啓太とともはねによるムジナの町中での追跡劇がメインであったわけだが、絵コンテと作画監督が同じであるためか、画面としてはなかなかに躍動感がある感じになっていて、デフォルメのきいた作画での動きが楽しめた。
まあでもちょっと崩し過ぎな絵のため、「美麗さ」には欠けたけどね。
このアニメ、作画方面での動きとか結構楽しめるんだよなあ。
あと、このアニメらしいお下劣ネタも今回は投入されていて、下品で馬鹿なノリは人を選ぶだろうが、なかなか良かった。
まあしかし、まさか「突入ＥＤ」になるとは思わなかったな・・それだけスタッフが「遊んだ」回ってのもあったのかな？
で次回は、混浴！

◆吉永さん家のガーゴイル　第４話「鏡に映らない心」４
脚本（吉岡たかを）、絵コンテ（岡本英樹）、演出（山崎友正）、作画監督（あみさきりょうこ、近藤高光、三浦貴弘、山形孝二）

というわけで今回は、梨々を助けるために百色はガーゴイルと対決することになるって話。
相変わらず画面の張りもありなかなかに面白いわけではあるが、やはりいささか詰め込み過ぎな感はあるかな。
１クール（全１３話）アニメなので仕方がないのであろうが、どうやら原作の１巻分を２話にしてるためかちと話が性急で、ちょっと「間」がない感じがあるかな・・まあ、テンポやバランスが良いんで気になるほどではないんだけども。
今回の話も、あと１話分ぐらいの「間」を入れたら、もっとグっと良くなっていた気がしないでもない。
それはともかく、今回も前後編での構成だったし、今後も前後編１話形式で行くのだろうか？
まあ、ちょっと積め積めっぽくはあるが、テンポは良いんで悪くはない。
あと今回は近藤高光とか、三浦貴弘とか、スタジオ雲雀の精鋭が作監でもあったのだが、画面の動きとしてはもう一押し欲しかった感じだった。
特にｖｓデュラハン編は、ＯＰの動きが格好良すぎるがゆえに期待も多きかったんだけど、痛み分けっつう感じでもあり、ちょっと消化不良だったかな。
博士とデュラハンの再登場に期待したい。
まあそれにしても、梨々はなかなかに可愛い感じでよいね・・これまた今後の活躍に期待したい。
で次回は、山の歌声。