アニメ感想

うえきの法則 第三十七話「神器の弱点の法則」4
脚本(荒木憲一)、絵コンテ(西森章)、演出(飯村正之)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督本橋秀之古田誠

というわけで今回は、マリリン達の追撃を受ける佐野達の前に、植木が現れるって話。
ヒデヨシ方面のネタがどうも「ワンピース」のウソップをまんま思わせたり、植木の登場を待ち望む佐野達が「ドラゴンボール」の悟空はまだか状態をまんま思わせたり(植木にちょっと頼りすぎだよなあ・・)、どうもこの作品の欠点でもある「オリジナリティの無さ」に辟易する面もあったのではあるが、本橋作監によるよく動きテンポのいいバトルは熱く、なかなかに面白かった。
特に、うえきの神器満載の戦いは迫力もあり素晴らしい・・演出作画方面での頑張りは、アニメうえきの良い所だよな。
で次回は、佐野が覚醒。


うえきの法則 第三十八話「佐野・覚醒!!の法則」4
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(関田修)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(原田峰文)

というわけで今回は、佐野はついにレベル2の能力に覚醒するって話。
マリリンの能力は、あっさり判明。
この手の能力もんの最強クラスともいえる「時を止める」の変則形式であり、「一秒を十秒に」ってのはひねりもあり、まあ悪くはなかった。
まあそれはそれとして、今回の主役はやはり佐野。
覚醒したレベル2の能力「超磁力」を使っての駆け引き満載のバトルはやはり楽しいし、格好良い。
クライマックスに、OPの倖田来未の「No Regret」をかけてガンと盛り上げる辺りも、第一期OPもそういう使われ方をしていたが、やはり上手い。
演出作画もテンポ良くバトルを盛り上げていて、アニメスタッフはいい仕事してるよなあ。
で次回は、植木とマリリンの対決・・ああ、あと少し、あと少しであいちんが・・。


うえきの法則 第三十九話「閉ざされた心の法則」5
脚本(紅優)、絵コンテ(田頭しのぶ)、演出(わたなべひろし)、作画監督(堀越久美子)、作画監督(辻美也子)

というわけで今回は、植木とマリリンが決戦を迎えるって話。
うわああ・・アニメスタッフいい仕事してるなあ。
原作でも評価の高いマリリン戦を、絵コンテにキャラデザの田頭しのぶ、演出に監督のわたなべひろし、そして原画に長森佳容松竹徳幸なんかの作監レベルのアニメーターなんかを入れて、最強の布陣により表現。
前半のバトルの密度も高くてよく動き面白かったのだが、やはり白眉なのは後半のマリリンが自分の本当の気持ちに気づき暴走するところが凄い。
雪野五月の危機迫る演技に加えて、まさに圧倒的とも言える演出作画でマリリンの閉ざされた心が表現され、マジ泣ける。
アニメ版がこれだけいい仕事してるわけだから、これに応えるべく原作の福地君も早く復活してうえきの続きをサンデー本誌で描いて欲しいなあ・・ガンガレ福地君。
で次回は、ついにあいちんが自らの能力に覚醒!・・キタキタキター!、待ってました!!
ちなみに、次は1月2日(月)の朝9時半からなのでご注意を、マジで。
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/ueki/