アニメ感想

魔法先生ネギま! 17時間目「Nihil difficle amanti」1
脚本(大河内一楼)、絵コンテ・演出(榎本明広)、作画監督高橋明

ああ・・またもや作画が大変なことに・・。
というわけで今回は、のどかがネギと遊園地でデートすることになるって話。
いやあ、これは非道いなあ・・原作ファンなら大激怒もんだな。
今回は半分ほどオリジナル展開であり、原作の修学旅行での本屋(のどか)とネギのふたりっきりの自由行動と告白話を、「遊園地話」に改変した感じである(そういや、「修学旅行編」がないから、せっちゃん(刹那)の出番が全然ないなあ)
まあ言わずもがな再び非道い作画に逆戻りであり、原作での本屋の可愛さを百万分の一も表現できてない辺りは、脱糞もの・・告白シーンの感動の無さが素晴らしすぎる。
かろうじて能登麻美子の演技が、首の皮一枚でつなぎとめてる感じだな。
あと、あえて原作との相違点を指摘すると、原作では本屋は自らネギを誘う訳だが、アニメでは棚ぼたでデートとなるのが大きな違いかもしれない。
あそこは本屋の「ここ一番での押しの強さ」と「勇気」の表現として重要なところだと思う訳だが・・(高畑としずなが付き合ってるという伏線の張り方としては評価できなくもないが)
本屋がネギに引かれる理由である「目標を持ってて」という言葉も、アニメでは原作のネギの重要な要素でもある「目標とする父・サウザンドマスター」の話もごっそり抜けてるので、説得力としていまいち欠ける。
・・まあ「作画の酷さ」に比べると、ささいすぎる所ではあるが。
とりあえず、DVDではこの話も作画が変わるんだろうか?
で次回は、告白後それぞれの事情。


魔法先生ネギま! 18時間目「Amor of ordinemnescat」3
脚本(大河内一楼)、絵コンテ(小坂春女)、演出(浦田保則)、作画監督加藤はつえ

5月なんで新OP・・サブタイがなんか豪華だ・・見えにくい(笑)
というわけで今回は、明日菜は高畑の誕生日にケーキを作るって話。
前回と同じく、半分ほどオリジナル展開。
作画は元には戻ったのだが、キャラデザの加藤はつえ作監なんだけども、どうも普通という感じ。
話も演出も普通な感じであり、ちょい平板というか、いまいち乗れない感じだなあ。
あの原作と比べるのは酷ではあるのだが、やはり、「押し」に(主に演出作画で)欠ける感じだなあ。
今回良かったのは、「食ったら死にそう」な明日菜のケーキは良かった・・アレは笑えたよ。
あと、今回は「修学旅行」のネタがふってあったな・・もしかしたらこの後で、好評なら続編で、「修学旅行編」をやるのかもしれないな。
でも、「美味しいネタ」は結構使ってるんで、盛り上がりに欠けるかもしれない・・。
せっちゃん(刹那)の出番が増えるのは嬉しいけど。
で次回は、出席番号一番相坂さよの話。