アニメ感想

うえきの法則 第二話「バトル開始!!の法則」3
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(秦義人)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(小松信、原田峰文)

というわけで今回は、ついに神候補の中学生達によるバトルが始まるって話。
いやあ・・よく考えたら「神様」になるためにその神候補達が中学生を使ってのバトルロワイヤルって・・「金色のガッシュ」とめちゃくちゃネタかぶってるよなあ。
評判悪い訳だ。
まあとはいえ、今回はその辺のルールなんかも明確化されてきてわかりやすくなって来た。
それにしても、なんか演出作画のテンポとか悪くはないんだけど、なんか全体的に画面が薄いっつうか、ボヤけてる感じな気がするな。
同時期に始まった同じサンデーの「メルヘヴン」が非常に「クリア(わかりやすい)」な作りに対して、なんか「ゴチャゴチャ(わかりにくい)」なイメージがある。
原作もそうであるが、「説明セリフ」での解説になったりするためもあってか、ストレートに内容が入ってこない感じ。
もうちょっとバランス整ってくるまでは「待ち」かな?
とはいえ、いまいち植木にこだわるのか分かりにくかったりもするが、非常に表情豊かで動き回り元気良い森あいが可愛いのは良しである。
あの「力」のとこまでやってくれると良いんだけどねえ。
で次回は、次々に植木に襲いかかるライバル達って話。


英國戀物語エマ 第二章「二つの世界」4
脚本(池田眞美子)、絵コンテ(岡村天斎)、演出(林有紀)、総作画監督(清水恵子)、作画監督(斉藤寛)、美術設計(高岡淳一

というわけで今回は、久々の社交界のパーティに出るウィリアムって話。
第1話と変わらず、相変わらず徹底した手抜きなしの重厚間ある画面作りである。
OPから本編とEDまで、きちっと一つの世界を作り上げている。
傑作名作アニメ「赤毛のアン」とかでよく言われてる「リアリティ」は、「皿を洗う」とか「靴を脱ぐ」とか、その日常の些細な一挙手一投足を徹底的に手抜きなしに描き込むことで作り上げてたりしてるわけだが、そう言うのがきちっとできてるのがやはり偉いね。
なんか絵コンテにも岡村天斎がいきなり入ったりとスタッフも豪華だし。
まあ元から出来が良いんで、それで何が変わったってわけでもないけど(笑)
で、どうやらアニメの方は原作を結構急展開で話が進めてるみたいなのだが、今のところそういう違和感は全く感じない。
キャラクターもなんか一気に登場してきたけど、置いてきぼりにされるって所もない感じ。
やはり、ウィリアムとエマの「身分違いの恋」を主体に、映画のように丁寧に心情豊かに描き込んでるからかもね。
原作は終わってないようではあるが、「美鳥の日々」のように1クールで綺麗にまとめてくれそうである・・20分(本編)×13話(1クール)なら、4時間ぐらいの長編映画って感じだもんな。
まあそれにしても、意外に女性キャラ多いんだな。
「萌え」とは無縁かなと思ってたんだけども・・なんか華やかで可愛くもあり、結構「イける」かもしれない(笑)
声優さんもなかなか豪華だしねえ。
で次回は、インド人が登場。