アニメ感想

前の前の水曜日・・
スターシップ・オペレーターズSE:08「スターダスト・メモリー(後編)(STARDUST MEMORY)」4(70点)
脚本(富沢義彦)、絵コンテ(渡部高志)、演出(てらまちゆき)、作画監督(川上陽彦、松本好弘)

というわけで今回は、アマテラスはシュウのシェンロンと共に4対2の艦隊戦に突入するって話。
相変わらず一気に詰め込んでるなあ・・まあ、それがゆえに盛り上がりとしてはなかなかではあったが、それゆえにそれぞれの描き込みが甘くなってる部分がある。
今回は、マリアナとの戦闘回避、レイテとの一対一の打撃戦、シェンロン爆散、ショートワープ艦リサとの戦い、「あの人」の正体であるシメイの告白、そして星系内でのワープ敢行・・とこれだけ入れてるからな。
盛りだくさんなので原作よりテンポは良いのではあるが、そのためどれも説明不足描写不足、でもって余韻がないので盛り上がりが平板になっている。
マリアナとの戦闘回避の方法である「クォーターバック・ドロー」とか、シェンロン艦長への想いとか、リサのチクチクショートワープ戦闘とか、ワープによるリサへのワープ干渉とか、アレじゃちょっとわからないよねえ。
とはいえ、モニター映像を使ってのわかりやすい表現とか、川井憲次の格好良い音楽とかで、そこそこは盛り上げてくれてはいたのは、評価はできる。
各所のSFチックなオリジナルオペレートセリフとかもね。
しっかし、もうちょっと尺と間をを使って描き込めばもっと盛り上がるものを・・どうか考えても急ぎ過ぎなんだよな、アニメ版は。
この作品は、広大な宇宙空間を使った「宇宙戦闘」にあるわけなのだが、生かし切ってるとはお世辞にもいえないからな・・原作好きとしては「残念」の一言に尽きるな。
で次回は、「ターニングポイント」・・原作にはないサブタイトルだな、オリジナルかな?


魔法先生ネギま!8時間目「Omnes una manet nox」3
脚本(大河内一楼)、絵コンテ(いわもとやすお)、演出(羽原信義)、レイアウト監修(加藤はつえ)、作画監督(服部憲知、加藤雅之、昆富美子)

というわけで今回は、ネギとエヴァンジェリンがついに再対決を迎えるって話。
基本的には原作と同じ展開なわけではあるが、やはりどうも「押し」が弱い・・画面からの「パウワー」が足りない。
今更ながら、原作の方はその設定とか話の密度とか以上に、圧倒的な演出と作画によるその密度にもあったんだなと、実感。
作画3人態勢だしなあ・・苦労してるなあ。
まあそれはそれとして、これでエヴァ編も終了。
原作だと第3巻を丸ごと使ってなかなか盛り上げてくれたのだが、アニメだと3話使ってだけども、いまいち盛り上がりに欠けたな。
構成がそんな悪いとも思わないのだが、やっぱ演出作画がネックかねえ。
で次回は、刹那の話かな?・・そういや修学旅行編はやっぱやるのかな?