アニメ感想

京四郎と永遠の空 第一話「永遠の空 」4(70点)
脚本(植竹須美男)、絵コンテ・演出(柳沢テツヤ)、作画監督(塩川貴史)

というわけで、「月刊ドラゴンエイジ」連載の原作・介錯の「京四郎と永遠の空」がアニメ化。
つうか、介錯作品のアニメ化ってホント多いなあ・・「小CLAMP」って感じで使いやすいんだろうか?
まあそれはそれとしてスタッフは、シリーズ構成は植竹須美男、キャラクターデザイン・総作画監督藤井まき、デザインワクースはまさひろ山根、プロップデザインは宮豊、監督は柳沢テツヤ、アニメ制作はTNKと、「円盤皇女ワるきゅーレ」や「神無月の巫女」のスタッフのようである。
で今回は、学園都市アカデミアに通う少女・白鳥空(矢作紗友里)の前の、謎の転校生・綾小路京四郎(小西克幸)が現れるって話。
大学園都市での学園異能というラノベ臭い世界観に、スタイリッシュな衣装着込みの美少女・美少年を取り混ぜたCLAMP臭いキャラデザに、派手に立ち回りのロボアクションのある80年代OVA臭いロボバトルにと、よく言えば「キャッチー」、悪く言えば「あざとい」という、まあなんつうか非常に介錯作品チックな内容であり、なかなかに絢爛豪華であった。
話も往年の少女漫画ちっくというか、アレよアレよと畳み掛けるように進んで行き疾走感はなかなかにあり、何といっても今回は「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドのごとく、全具現化させたり半具現化させたりしながら派手に立ち回るロボバトルは見ごたえもあり、なかなかに良かった。
あとどうやら、たるとっぽいキャラやワルキューレっぽいキャラがいることから、介錯ワールドのキャラをモチーフにした「ドリーム・マッチ」的様相もあるようであり、その辺も楽しみな感じである・・まあ、自分はそれほど介錯作品に造詣が深い訳ではないけども。