アニメ感想

ふたりはプリキュアMaxHeart「さよならほのか!?絆は固く永遠に!」4
脚本(羽原大介)、絵コンテ・演出(伊藤尚往)、作画監督(生田目康裕)

というわけで今回は、ほのかがパリに引っ越すかもしれない事を聞いて動揺するなぎさって話。
いつもながらの、ちょっぴりまったりいい話。
作画はちょっと崩れ目ではあったのだけども、それぞれのキャラのリアクションやらが非常に「らしく」描かれていて、いつも以上にキャラがいい感じであった。
脚本の羽原大介は熱くて燃える話も書けるけど、こういうキャラの「らしさ」を描いたちょっとした動きとかが上手いんだよな。
演出的にも、伊藤尚往の演出がそれを後押ししてる部分もあったかな。
やはり特に良かったのは、言葉で伝えられない気持ちを「キャッチボール」というフィジカルな手法で、頭でなく体で伝える辺りのなぎさの「らしさ」が抜群に良く、セリフで表現する以上に二人の絆の固さを描いていた・・オタさん的には「百合百合」爆発という感じであろうか(笑)
まあその後のバトルでは、ちょっと饒舌過ぎて余韻激つぶしなとこもあったわけだけども(笑)・・いや、アレはアレで熱くはあるんだけどね。
まあそれはそれとして、「MaxHeart」は前作以上に、なぎさ・ほのか・ひかりの「関係性や絆」、そして「日常の大切さ」というのを基盤として丹念に描いていて、派手なバトルだけでなくそういった部分にも子供は敏感に反応してるのではないかと思うわけだけども、3作目もすでに決定してる今、今回はどのようにそれらを落としてくるのかは期待したいところではあるな。
まあしかし、あかねさんの恋愛話は自分も気になるところではあった(笑)
で次回は、なぎさのラクロス勝戦


ふたりはプリキュアMaxHeart「燃え尽きろ!青春ラクロス勝戦!!」3
脚本(川崎良)、絵コンテ・演出(山田徹)、作画監督(飯島秀一)

というわけで今回は、なぎさのラクロス勝戦って話。
相変わらずのちょっぴりいい話で、なぎさの主人公ぶりが炸裂したお話。
なぎさはやっぱり「主人公」だよなあ。
前回の「キャッチボール」なんかもそうだが、今回はなぎさのその底抜けのポジティブな「明るさ」が、敵でもある長沢さん(折笠富美子)をも巻き込み影響を与えるという構図が非常に良く、なぎさの「主人公」ぶりが前面に出ていて良かった。
セーラームーン」やら「どれみ」なんかでもそうではあるだのが、頭脳的な「賢さ」よりも精神的な「明るさ」のプライオリティの方が高く描かれるのは、個人的には良いことではないかと思う。
まあつうか折笠富美子演じるお堅くクールな長沢さんが、なぎさの影響で丸く明るくなる辺りは、なにげに超萌えるな(笑)・・1話切りのキャラじゃもったいなかったり。
で次回は、なぎさが亮太の応援をするって話。