大晦日

・・2005年も終わりです。
なんつうか、今年もダメダメだったなあ・・とほ〜。
まあそれはそれとして、自分的2005年総括でもしてみます、せっかくなんで。


◆まだまだ続くアニメラッシュ。
2005年も怒涛のアニメ新番組構成は続き、まあいつも以上についていけませんでした。
海より深く反省し、来年はもうちょっと継続して見れるといいんですが・・。
なんとか、年末年始でいくつか消化したいなあ。
しかし、この流れはいつまで続くんでしょうかねえ?
あまりに数が多くて、制作的に維持するのもそろそろ限界でしょうし(そも、限界っぽいのもちらほら)、バブルがはじけそうな感じもあるのですが・・。
さて、どうなることか。


◆「スターシップ・オペレーターズ」アニメ化。
今年初めの大ニュースは、自分にとってはこれでした。
自分が結構好きで、かつSFでマイナーな作品、しかもそれがアレな出来・・というなんというか「(ド)ツボ」にはまってしまい、今年の初めはスタオペに振り回された感じだったなあ。
いやあ、なにもかもみな懐かしい・・w
とりあえず、同じスタッフの「灼眼のシャナ」はきっちり終わらして欲しいとこです。


◆「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」終了。
2005年、やはりなんだかんだと話題をさらっていった種デスが終了。
種の時ほどに乗り切れなかったものはありましたが、まあ楽しませてはもらいました。
しかし、種の時以上に「キャラクター主導」「シチュエーション優先」なストーリー構成が目立ち、どうにもグダグダな印象があったのは否めません。
福田監督のスパロボ的派手な演出メソッドは好きではあるのですが、やはりシリーズ構成の両澤千晶さんはどうにも上記のように感覚的ともいえる脚本で論理性が欠けるので、次があるならシリーズ構成は星山博之さん辺りにやっていただきたいところです。


◆「武装錬金」打ち切り(byジャンプ)
「週間少年ジャンプ」において、みんな大好き「武装錬金」が打ち切りに。
これのためにジャンプを買っていたと言っても過言ではない自分にとっては痛手でした。
つうか、好きな漫画がジャンプでどんどん終わっていくなあ。
まあ「武装錬金」の敗因は、「アンケート至上主義」であるジャンプにおいては異端の位置にあったから、などと分析はされていますが、やはりそろそろ和月さんは「大きなお友達」へ向けての作品作りにシフトした方がいいのかもしれません・・和月さんは「少年漫画」を作る事にこだわってはいるでしょうが。
とりあえず、来年の「ピリオド」の結末に期待です。


◆「絶対可憐チルドレン」サンデー本誌連載スタート(byサンデー)
そんな、「大きなお友達」がターゲットになってしまった「武装錬金」が打ち切られる中、我らが椎名センセが「読みきり」「短期集中連載」という、限りなくシビアなテスト期間を経て、サンデー本誌に帰ってきました。
これも「武装錬金」と同じく、「サンデーの目指す低年齢向け路線?、知るかよそんなこと」って感じでw、「大きいお友達」には好評のようですが、サンデーでは同じく「大きなお友達」には受けていたのに終了となってしまった「道士郎」があるので、まだまだ予断は許さない状況です。
しかし、椎名センセはすでにノリノリ状態であり、作品的にはテンションも最高潮の状態を維持してきており、「打ち切り」にならない限りは、まだまだ楽しませてくれそうな感じです。
もちろん、椎名信者の自分は応援させていただきます。


◆「さよなら絶望先生」マガジン本誌で連載スタート(byマガジン)
これまた「大きなお友達」流れとはなりますが、前編集長が目指す「サンデージャンプ化計画(仮称)」の流れを受けてサンデーを追放となってしまった久米田センセが、なんと「週間少年マガジン」での連載がスタート。
内容はどうなることかと思ったら「勝手に改蔵」そのまんまというw、相変わらずの久米田節が全開であり、自分は久米田センセがマガジンに移籍したことで、本格的にマガジンを買う事になった元凶でもありますw
マガジンでの立ち位置はいまいち微妙でわかりづらくはあるのですが、まだまだ逝けそうでもあり頑張って欲しいところではあります。
あと、久米田センセの弟子である畑健二郎さんの「ハヤテのごとく!」が大ブレイクを果たしたのも今年で、師弟ともども応援しております。


◆「舞HiME」プロジェクト(byチャンピオン)
「週間少年チャンピオン」では、漫画版「舞HiME 」が終了し、次に「舞-乙HiME」が始まりました。
このプロジェクトの特徴としては、アニメ版も漫画版もそれぞれが別個で好評という稀有な企画でもあり、まだまだ色々楽しませてくれそうです。
チャンピオンは今は乙姫以外は読んでないわけですが、変わったメディアミックスなんかもしていて、「少年漫画雑誌」としてはやっぱ異端だなあと感じますw


ラノベアニメ化ラッシュ
今年は、「ラノベアニメ化の年」と言い切ってもいいぐらい、ラノベが次々とアニメ化された年でもあります。
来年もまだまだ予定されており、去年に植えつけられた「ラノベの種」が花を咲かせたという感じでしょうか。
自分が未読のラノベも数々とアニメ化され、頑張って読んでいかないとなあと思わされました。
しかし、かつてギャルゲーがそうだったように、「ラノベの青田刈り」と懸念されている部分もあり、この「ラノベブーム」がいつまで続くかは未知数です。
ラノベファンとしては、ブームに流されずに慎重に見守っていかねばならないでしょう。


◆「アイドルマスター」稼動
まさか自分がはまるとは思わなかったゲームのひとつが、このアイマスでしたw・・つっても、自分は「まったり遊ぶ派」なのでガチでドンドコ投入はしてませんが。
まあ、アーケードでギャルゲー、しかもネットワーク対戦型のアイドル育てってのが秀逸な作りでもあり、オタ方面ではブレイクしました。
正直、「三国志大戦」のような一般受けは難しく、あくまでオタ方面でのブレイクではあるでしょうが、企画としてはまだ始まったばかりでもあり、今後も色々楽しませてくれそうではあり、期待はしています。
目指すとこは、まずは3年以内に全キャラ制覇w


◆「電車男」ブーム
最後に、今年のブレイクのひとつがやはり「電車男」から始まった、「萌え」や「アキバ系」ブームでしょう。
個人的には、だからといって感慨があるわけでもないわけですが(すぐに沈静化するだろうし)、ネットから始まった物語がムーブメントを起こし、そしてそれがオタ界に波及するという流れは面白くはありました。
他にも、今年は「2ちゃんねる」が主導となって起こす「祭り」が色々と世間を賑わした年でもありました。
果たして、来年はどんな「祭り」が行われるのか・・。


・・一応、アニメ・漫画・ラノベ・ゲーム・ネットで、「10大ニュース」ぐらいにはなったかな?
ああ、疲れたw
まああしかし、今年は「ぬるオタ」だったなあ・・来年はもちっと頑張りたい。