アニメ感想

カードキャプターさくら「さくらの楽しいいちご狩り」3
脚本(大久保智康)、絵コンテ(寺東克己)、演出(まついひとゆき)、作画監督藤田まり子

というわけで今回は、遠足で学校でいちご狩りに来るさくらって話。
兄貴たちがなんで学校休みなのか、謎だな(笑)
で次回は、さくらが熱を出すって話。


カードキャプターさくら「さくらのふらふら熱曜日」3
脚本(大川七瀬)、絵コンテ(坂田純一)、演出(三家本秦美)、作画監督(武内啓)

というわけで今回は、さくらが風邪を引いて熱を出すって話。
熱を出してほえほえなさくらは妙に艶があり萌えるものがあるが、無茶してみんなを心配させるのはいかんよね。
つうか、心配してくれる人が多いさくらは幸せものである。
しかし、兄ちゃんの霊感力もかなり怪しい感じがあるな。
特に先生の声が聞こえるって言うのはかなり怪しい(笑)
で次回は、夢の中のさくら。



舞-HiME 1 [DVD]

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◆第1話「それは☆乙女の一大事」5(85点)
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ(小原正和)、演出(西村大樹)、作画監督(久行弘和)、メカ作画監督(重田智、金田正彦)

というわけで、サンライズ初(そうだったかな?)のオリジナル萌えアニメーション、「舞HiME」
スタッフは・・アニメ制作はサンライズ、原作は矢立肇、シリーズ構成は吉野弘幸、キャラクターデザイン&アニメーションディレクターは久行宏和、セットデザインは青木智由紀、クリーチャーデザイン・カグヅチ&オーファンは宮武一貴スタジオぬえ)、チャイルド&エレメントは阿久津潤一(ビークラフト)、ゲストメカデザインは大河宏行、制服デザイン原案はいのまたむつみ、エレメント銃デザインは平井久司、クリエイティブプロデューサーは谷口悟朗、音楽は梶浦由記、監督は小原正和、プロデューサーは古里尚丈・国崎久徳・・といった非常に豪華なメンバー構成。
で今回は、高校一年生の鴇羽舞衣(中原麻衣)は、弟の巧海(高橋裕吾)と共に風華学園へと転入するために客船へと乗り込んでいたが、海で溺れていた謎の少女を助けたことで事件に巻き込まれるって話。
「GEAR戦士電童」好き好き大好きな自分としては、これには発表当時から大期待をしており、既にCDだって買ってます、漫画だって読んでます・・DVDだって買ってもいいかもしんない(笑)
まあそれはともかくとして、第1話は非常に出来が良かったです。
クリエイティブプロデューサー(監修みたいなものかな?)に「リヴァイアス」「スクライド」の谷口悟朗を配してるので、初期イメージはジョジョ以降定番となった「スタンド系(能力系)」の「美少女版スクライド」だったのですが、そのイメージに違わぬ「萌え」&「燃え」を入れてくれそうな予感がしました。
なにより今回は脚本演出作画のバランスも良く、謎や伏線を絡めながら前半できっちりキャラクターの紹介をしつつ、後半ではサンライズならではの動きの良い作画でド派手なアクションをしっかり見せてくれて、非常に燃えます。
なつきと命のエレメント&チャイルドも格好良く、特にギリギリと火花を散らし大剣を引きずりながら戦う命が良いですなあ。
監督の小原正和さんは、「電童」「クラッシュギア」なんかでも演出を手掛けており、前者の作品にも関わっていた「ガンダムSEED」の福田監督の十八番でもある「火花散る熱いバトル」が得意なんで、その辺はかなり期待したいです・・メカ作画に重みある作画の上手い重田智さんもいますし。
あとシリーズ構成の吉野弘幸さんも、世界背景の組み立てや、SF的なものを絡めたドラマやバトルのある話が上手いので、その辺も大期待。
そして何と言っても、キャラデザの久行宏和さんのすっきりとした線に動きのある可愛いキャラは超好みでもあり、大々期待です・・期待ばっかだ(笑)
で、プロモではありありだったパンチラは影を潜めてはいましたが、テレ東規制の中、胸やら着替えシーンなんかもあったりで、結構頑張ってました・・もしかしたらDVD版では解禁されるかもしれません(笑)
あとあと、声優さんなんかも非常に豪華でもあり、金がかかってます・・そういや中原麻衣で「舞衣」って、丹下桜で「さくら」と同じく、その辺もわざとなんだろうか(笑)
まあはっきり言って、あらゆる意味で「狙いまくってる」作品でもあるので、今後どうなるか気になるところですねえ。
この作品には「ハイパー美少女格闘アニメ」という感じの、「萌え燃え」を期待しております。
で次回は、学園もので萌え燃えらしいです(笑)


◆舞−HiME第2話「ヒミツの放課後」4
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ(久行宏和)、演出(太田雅彦)、作画監督(米山浩平)

というわけで今回は、風華学園へとやって来た舞衣は、謎の事件に巻き込まれ始めるって話。
第1話と同じく脚本演出作画のレベルも非常に高く、かっちりまとめて来ているな。
第1話は、3人の主人公である舞衣と命となつきの運命の出会いを描き、そしてこの第2話では風華学園のそれぞれのキャラクターの紹介、風華学園で蠢く謎の陰謀、そして舞衣の覚醒とテンポ良くバランス良くまとめ、色々と伏線を張り巡らせて非常に先を気にさせる「学園伝奇ロマン」をたっぷりと表現している。
最近は「ブギーポップ」「月姫」などの影響もあってか、かつて一世を風靡した「伝奇ロマン」は見直され始めていて、ライトノベルの世界でも花盛りである。
まあ、ライトノベルはあらゆるジャンルを貪欲に包括する世界ではあるので、「伝奇ロマン」だけが主流なわけでもないが・・タイアップ企画による漫画連載が、かつて「魔界学園」などを連載していた「週刊少年チャンピオン」での連載というのも、その辺を狙っているのかもしれない・・まあ、漫画はかなり別物の風情があるが(笑)
で、舞HiMEは、そんなどこか懐かしいかつての「学園伝記ロマン」を感じさせてくれており、非常にライトノベル的でもあり、どのような終着を見せてくれるのか非常に気になるところである。
なにより、脚本演出作画が、(今のところではあるが)かなりレベルの高いバランスの良い仕事をしており、サンライズの底力を見せつけてくれている。
さて、今後どのように「燃え」と「萌え」を見せてくれか、非常に楽しみである。
で次回は、舞衣が覚醒。


・第1巻DVD映像特典
その1「舞衣とはじめてのブラ」
舞衣のはじめてのブラ話。
あ、なんか止め絵によるモノローグだけか。
ちょっと物足りないな・・しかし、下着で堂々と椅子に座るのはどうかと思う(笑)

その2「風華学園へようこそ」
風華学園の学園紹介。
ちょっと本物っぽい学園紹介が面白かった・・特に危なげな映像があるとこが(笑)


・初回限定特典DVD
「舞−HiMEプロモーションビデオロングバージョン完全版」
プロモにはパンチラとか色々あったんだよなあ・・テレ東は規制があってないのが非常に残念。
テレ東も深夜規制解禁とかすれば、「アニメ帝国」になれるのにな(笑)

「風華学園出席簿」
舞−HiME声優さん総勢19人によるインタビュー。
個人的に「中の人」を見るのは辛いトラウマがあるので避けているのだが(笑)、もったいないので見る。
いやしかし、声優さんは売れっ子がいっぱいで、声優さんも豪華なアニメである。
そういや、岩男潤子さんは久々の声優業復活なのだな・・丹下桜の復活もあるのだろうか・・。