アニメ感想

水曜日は忙しいな・・能登で・・


スターシップ・オペレーターズSE:03「コールフロム・ホーム(CALL FROM HOME)」3(50点)
脚本(富沢義彦)、絵コンテ(渡部高志)、演出(ながはまのりひこ)、作画監督和田崇、谷川政輝、福島喜晴、沖田篤志

というわけで今回は、戦死者が出てて動揺が広がるアマテラスの元へ、サンリを迎えに父親がやって来るって話。
相変わらず展開が早いなあ・・この話だけで第2巻の半分ほどやっちゃってるよ。
戦死者が出て艦内に動揺が広がりっていうオリジナル展開は良いとは思うのだが、原作にある背景描写やそれぞれのキャラの心理描写などがすっ飛ばしてあるんで、サンリの告白により自分たちがその「若さ」によって艦に残ったという理由づけが唐突になってるな。
なにより2話にあるべき「水着シーン」もそうなんだが、サンリの葛藤描写とサービスシーン描写となるべき原作にあった「セメントプロレス(笑)」がないんで、サンリの告白も唐突な印象となっている・・「能登かわいいよ能登」な能登麻美子が演じる告白は結構良かったけども。
なんつうか、「ワンクッション」がないんで、やっぱ展開が早くてまるでダイジェストみたいになってるな、これ。
前半の船外作業での太陽フレアの爆発からの脱出も、原作だと宇宙嵐到達前にギリギリ艦にタカイ達は戻ってるのだが、その辺も上手く描写できてない。
今回は作画もバラつきが多く、いつも以上に止め絵構成でもありテンポもいまいちだったし。
原作厨房丸だしなのはあんま好きではないのだが、やはりもっと丁寧に展開や描写を積み重ねて欲しいところである。
で次回は、ファイナルアンサー・・って、原作だと「フイァナルアンサー」は今回のことなんだけど、おいおい(苦笑)


スターシップ・オペレーターズSE:04「ファイナル・アンサー(FINAL ANSWER)」4(70点)
脚本(富沢義彦)、絵コンテ(渡部高志)、演出(上田繁)、作画監督(徳永奈緒、谷川政輝、尾崎正幸、川上陽彦)

最初に断っておきますが、「ファイナルアンサー」は前回の話であり、今回のことではありません(笑)
というわけで今回は、潜航艦アブキールの宣戦布告を受けるアマテラスって話。
今回は、戦闘のみに絞った話でもあり、バランスも良く、なかなかに面白かった。
ウォーリーを探せ!」的な超地味戦闘なわけではあるが、まあこの辺の地味戦闘が原作の売りでもあるしな(笑)
「サンリの愛のために!」とみんなで気合をいれるとことか、プラズマキャノンによる射撃とかも、実は原作だとあっさり流してあるので、アニメ版はちゃんと描写してアップの作画なんかに気合いも入れてたのもポイント高し。
「都会のアリさん温泉好きで、田舎のアリさんサウナ好き」
という能登麻美子演じるサンリの萌えセリフもオリジナルであり、今回はアニメのオリジナルな描写が光る回だったな。
原作だといまいち影の薄いアキホも、榎本温子の声により「ボケ度」がアップしていていい感じ。
これぐらいのバランスだと結構悪くないんだけどな・・つうか、これで既に2巻まで終了。
1巻2話ペースはいくらなんでも早すぎるなあ・・むう。
で次回は、グレート・エスケープ前編。


スターシップ・オペレーターズSE:05「グレートエスケープ(前編)(GREAT ESCAPE)」3(60点)
脚本(富沢義彦)、絵コンテ(渡部高志)、演出(雄谷将仁、高島大輔)、作画監督(阿野幸男、福島喜晴)、補佐(浅野勝也)

というわけで今回は、アマテラスは惑星国家シュウへと補給のため立ち寄るが、そのシュウに王国が宣戦布告をするって話。
やっぱり相変わらず展開が早いなあ・・「溜め」がないんで、非常に展開が唐突に感じる。
1クールらしいんで仕方ないとはいえ、なんとももったいない。
とはいえ、まあそこそこのバランスでの出来ではあり、まあまあ面白くはあった。
「大脱出」となる後半に期待したい所である。
しかしやっぱり、「生理用品」ネタも「ファーストコンサート」ネタもなかったね。
そういう原作にある「軟派」なイベントは全部はしょり、あくまでシリアスに「硬派」にアニメ版は行くようである。
しかし「タレント扱い」ってシノンが言うように、そういう「軟派」なイベントも、「報道されながら戦争をする」というこの作品のギミックへのアンサーだったりするので、ないとその辺りが希薄になってる感じがあるな、やはり。
CGでの通販番組に勝手に使われてのシノンの、「使ってないし〜!」というのは笑えて良かったが。
あと、やはりアキホの声が榎本の声で張りが出てるせいか、アキホとレンナの会話は硬軟の面白みが出ていて、あれはやはり良いね・・榎本GJ!(笑)
で次回は、グレート・エスケープの後編。


魔法先生ネギま!3時間目「Amantes,amentes」4
脚本(大河内一楼)、絵コンテ・演出(えんどうてつや)、作画監督(山本佐和子)、作監補(本橋秀之

というわけで今回は、ほれ薬を飲んでしまったネギが大変なことになるって話。
ん・・深夜にしては作画が密度が薄めでちとチープ気味ではあるが、慣れてくるとそんな悪くもないな。
なにより脚本のバランスも悪くないし、演出のテンポも良さげで、学園ドタバタがなかなかに面白い。
特に今回は、「能登かわいいよ能登」な能登麻美子が演じる本屋こと宮崎のどかがやはり可愛く、これは萌える。
本屋に能登麻美子を選ぶのは狙い過ぎではあるのだが、やっぱ成功だよなこれ・・っていうか能登この頃ホント出過ぎ(笑)
夕方には「スターシップ・オペレーターズ」で告白もしてたし、なんだか能登デーだ(笑)
まあそれはそれとして、原作知らないとキャラの見分けとかはつきにくそうではあるが、それぞれのキャラを少しづつ出番も出しているんで、今後のそれぞれの掘り下げが楽しみである。
で次回は、ネギ先生がお風呂で大変なことにって話。


魔法先生ネギま!4時間目「Nullus est instar dornus」3
脚本(大河内一楼)、絵コンテ(いわもとやすお)、演出(神原敏昭)、作画監督(窪敏)

というわけで今回は、明日菜に勉強を教えるネギって話。
ふむ・・やっぱ作画に慣れてきたせいもあってか、なんかこの学園ドタバタが良い感じになって来たな。
なにより、ネギと明日菜のまるで姉と弟のような関係でもある絡みが非常に微笑ましい。
ネギと明日菜も実は色々と不幸な境遇なんだけども、そういうとこ見せずに頑張り屋なとこが好感度高いもんな。
で、今回の見せ場はお風呂でのネギ先生争奪合戦にあるわけだが、テレ東規制で裸関係は禁止のせいもあってか、原作ほどの華やかさにはやはり欠けたのは、残念。
まあ原作の持つ、ギャルキャラ大登場による「ワラワラ感」は出てはいたけども、やはり押しとしてはまだまだだな。
色々と、それぞれのキャラにも「顔出し」はさせる努力はしてるんで、そこは評価したい所である。
で次回は、ついにオコジョ登場。


魔法先生ネギま!5時間目「Fama volat」3
脚本(大河内一楼)、絵コンテ(桜井弘明)、演出(山本天志)、作画監督(伊部由紀子)

というわけで今回は、ネギのもとにオコジョのカモ君(矢部雅史)がやって来るって話。
2月になって、OPの歌(ってるキャラ)が変更・・どうやら、2、4、5、6月と各月で歌(ってるキャラ)を変更していくようである。
俺に全部買えってか、無茶すぎる・・。
まあそれはともかくとして、オコジョのカモ君がついに登場・・声はまあまあな感じかな?
カモ君は、CCさくらケロちゃんのようにムードメーカーな存在でもあり、場のテンションを高めてくれる存在でもあるので、今後の活躍に期待したい。
今回も、カモ君が出てのドタバタ感はなかなかに良かった。
あと、今回もやはり本屋が可愛く、萌えるねえ。
絵コンテが桜井弘明だったわけだけど、演出的テンポはそれほど良くはなかったな。
やはり作画方面での作画力が足を引っ張ってる感じか・・。
なんかどうやら、赤松先生のとこの日記では、DVD版で大きく修正が加わったり、10話以降は作画レベルも上がりそうな感じのようである・・やっぱ、作画はどこも苦労してるんだな。
DVD版が「完全版」になるのは賛否もあろうが、これは販促としてのアドバンテージにはなりそうである・・自分もどうしようかな?
で、どうやらエヴァ編に登場するようでもあり、次回はエヴァとの戦い。
次回予告は、エヴァ茶々丸の漫才がなかなか面白かった。